【20211104】創造と再創造の違いからみる死とは 令和哲学カフェ No.344

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第12弾
(10/25~11/5)
期間テーマ「死と再創造 
人間を祝おう!人生を奏でよう!」
ナビゲーターは
喜多島真由美(きたじま まゆみ)さん
で開催しています。

昨日は喜多島さんが
リライズ・インタビューをした看取り士の
西河美智子さんを特別ゲストとして
お招きしていました。

最期を迎える方の尊厳を大事にし、
本人の願いを叶えながら
愛と幸せを感じて
最期の時を過ごしていただく
仕事をされている西河さん。
彼女から語られたことは、
死は怖いもの、喪失感を感じるものではなく、
死とは温かく愛がいっぱいの場面であり、
その方からのギフトであるというお話でした。

西河さんの話を通して、
切腹文化を持つ男性性に対して、
女性性の看取り士、
日本には死に方の文化があることを
改めて感じました。

世界第3次大戦に匹敵する
コロナパンデミック以降
人類は再創造に成功できるのでしょうか。
再創造とは何なのでしょうか。
何が必要なのでしょうか。
「創造」と「再創造」の一番の違いとは
何なのでしょうか。

創造と再創造の共通点は、
源泉に戻る、0に戻ることが
できるのかということです。
違いは、創造は0からつくればよいですが、
再創造は有るものを
0に戻す必要があります。
0に戻す、つまり死が必要なのです。

今の時代は多様な観点、多様な生き方で
エントロピー∞(無限大)で
複雑パンパンになっているので、
多様な死に方でエントロピーを
0に戻す必要があります。
0に戻せる技術が人類にとって
一番大事な技術になるのです。

0に戻れば∞までは形状記憶しているので
自動的に+α(プラスアルファ)が起こります。
いかに0に戻すことを技術化していくのか。
死に方をマスターする必要があるのです。

世界で一番死に方勝負をしてきたのが
日本文明ですので
コロナパンデミック以降のタイミングで、
日本文明自体が
世界をまとめるチャンスがきています。
そのチャンスをわかった人たちから、
やるしかないのです。

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