【20221113】武士道とは真剣勝負の出会い SAMURAI哲学 令和哲学カフェNo.590

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
現在は「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めています。

金曜日は長岡美妃さんの担当で
『葉隠』について深めています。

武士とは常に対峙する相手がいるものです。
頬紅をふところに入れて、顔色の悪い時にも
血色をよくみえるようにさせるなど、
くたびれて、しょげかえっているように
相手にみせることは、
武士にとって傷になると言っています。
その背景には、恥を持って生きてはいけない
という恥の文化があります。

武士にとって、相手と出会うこと、
対決が起きることは
どういうことなのでしょうか。
いつも生死をかけて、
刀と刀を合わせ真剣勝負をしているので、
死のことをいつも考えているのが
武士道なのです。
心の世界は、生もない死もない世界であり、
生死があるのは、脳の世界です。

相手の心の動きと自分の心の動きとつなぎ、
相手のどんな動きにも反応できる
プロになることが侍なのです。
今まで出会ったことない出会いをする
覚悟があるか、ということを
武士道は常に実践してきました。
今までの過去のことを全部切って、
それを超える出会いをするので
強くなっていくのです。

二天一流はおもてなしの心とも言えます。
茶道では和敬清寂といいますが、
武士道も同様に
出会いをする他者に対して恥がないよう
自分のことを切磋琢磨します。
宮本武蔵は60回以上も
命がけで真剣に戦っているから
命がけで五輪書は開発されているのです。
武士の真剣勝負に私たちも負けないように
武士道を極めていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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