【20230306】今の時代に信頼を得るためには 令和哲学カフェ No.656

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期は
「大和魂から希望の花が咲く令和魂へ
生きることと見つけたり!
明治維新~令和154年間を解き明かす!」
という新テーマで
21世紀侍の5人と共に
日本の近代歴史を紐解きながら
お届けしています。

新シリーズでは、5人の侍が15年単位で
明治維新からの154年間を紐解きます。
3月17日までは
明治維新から1945年8月15日までの
集団武士道の男性性の77年間、
その後5月5日まで
1945年以降の女性性武士道の
77年を取り上げていきます。

水曜日は荒牧明楽さんの担当で
男性性武士道の
1898年から1912年を深めます。

今回は日露戦争の外交による戦術において
諜報員として活躍し、台湾総督にもなった
明石元二郎さんを取り上げました。
彼は日露戦争の勝利の裏で、ロシアが
戦争を継続できないようにするための
明石工作を施し、
「一人で満州の日本軍20万人に匹敵する
成果を挙げた」とドイツ皇帝に言わしめました。
そしてその後は
台湾の近代化に命を捧げました。

沢山の人から信頼されたからこそ
明石さんの功績は成しえたと思いますが、
不信が多いこの時代に
どうすれば人の信頼を得られるのでしょうか。

「自分」は真の弱さ、真の愚かさであり、
自我のない物質・植物・動物より愚かですが、
本当は真の愚かさは真の賢さに、
真の弱さは真の強さになります。
その可能性で物質も生命も精神も
すべてを制圧できる、
人間の決断と覚悟をするのが義の文化でした。

悟っていなくても義理を知り、恥を知り、
死ぬことを知ることは
日本人なら誰でも当たり前でした。
人間は刀で切られる存在ではない、
という境地に到達していることを
宮本武蔵は五輪の書でまとめています。

義の文化をもって明治維新を起こし、
武士道の共同体の理想のため、
みんながこの日本の共同体を
如何に進化発展させるか
というところに行きついています。
絶対的主導権をとれる日本を
維持したいという日本文明のプライドで
短期間で近代化に成功し、日本だけでなく、
台湾も命以上に大事にしました。
台湾の近代化に勝負したのが明石さんでした。

これらをすべて手放した
日本の終戦の決断・覚悟が
とんでもないものだからこそ、2023年からの
オリジナル日本に戻ってからの勝負が
とんでもなく偉大で美しい勝負になります。

日本の中だけでなく、世界を大統合する
日本の道具がデジタル認識であり、
日本の決断・覚悟をバックアップできる
義の文化がどういうことかを
言語で哲学でしっかり表現し定まっています。

「自分」がある限りは決断・覚悟がなく
人間は裏切ります。
裏切る事ができない人間を
大事にしてきたのが日本文明で、
それをさらに裏切ることができない
純度100%心の教育ができています。
アイデンティティが立っている人は
信頼出来る人です。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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