【20130718】 心の感覚で西洋を超えた日本 

おはようございます。Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業化」「悟りの産業化」を実現するためのキーワードを毎日発信しています。

日本のみなさんから、「韓国人なのになぜそこまで日本に可能性を感じているんですか?」と聞かれることがよくあります。

かつて牛や馬などがメジャーであった農業社会から、車や飛行機がメジャーになる産業社会へと時代が大きくシフトし、西洋列強はアジアに植民地を増やしていきました。そのような時代の中で、アジアで唯一日本の文化文明だけが西洋文明と対等に戦い続けました。戦争に敗れはしましたが、戦後の経済競争ではオリジナルの西洋よりも優れた飛行機や船などを作り、「メイド・イン・ジャパン」は世界を席巻しました。

これを可能にしたのが、原理や知識ではなく日本人特有の心の感覚です。日本人からすれば当たり前の感覚だと思いますが、外からみればとても独特な感覚なのです。技術は西洋の方が蓄積があります。日本は感覚です。目で見たり、耳で聞くような感覚を超えた繊細な感覚で、わびさびの美学を認識できる独特な認識センスを日本人は持っています。粘り強さ、繊細さ、思いやり、気配り、配慮など、島国で自然に作られ、DNAに刻み込まれた深い世界です。

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