おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。
「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」
このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。
先日より、「人工知能を超えることができる人類の集団知性体を構築する教育」をテーマに配信しています。
「物騒な話ですが、日本は自殺大国といわれます。昨年、2015年の自殺者数は約2万4千人、そのうち若者(15~34歳)の死因トップなのは、日本だけです。しかし、この現状に多くの人が他人事でしか見ていない現状だと感じます。当事者意識を根付かせるためには、どのような教育に変わっていくのが望ましいのでしょうか。」という質問をいただきました。
生命やすべての存在は、その存在以上のもののために存在します。例えば、衣服は衣服以上の存在である人間の体のために存在したときに機能を存分に発揮します。
人間ならば、人生のすべてを掛けてでもやるべきこと、ドリーム、ビジョンを持つように教育で案内していく必要があります。
しかし、今の時代は未来への希望が見えないように思えてしまうから、絶望してしまうのです。
弓矢で例えれば、弓矢が飛んでいく方向性です。方向性がみえることで、元気に飛んでいくのですが、今は希望が見えない時代です。
ですから何もする気が起きず、人と関わるのも面倒になり、「私なんていなくてもいい」と思い込んでしまい、小さい頃から「隣の席の子は勉強できるのに、何であなたはダメなの?」と様々なことで相対比較させられ、人間の尊厳を破壊させてしまいます。
残念ながら、まだ人間の尊厳を育てる家庭、学校、社会になっていない現状があります。それは、今までのシステムが問題だからでもあります。
しかし、「問題が一体何なのか?」正しい診断と処方が必要です。その根本の問題を解決できることで、引きこもりや自殺といった問題を解決でき、人間の尊厳を無限に爆発させられる希望ある未来に向かっていくことができるのです。