【20180509】牛と虎の愛から学ぶ~分離格差の原因

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。

■認識技術とは?

科学技術が
不変の座標軸である
XYZ(3次元)を基準軸にし、
宇宙自然の変化を
時間軸やエネルギー軸を取り入れて
運動方程式に変換する技術であるならば、

認識技術は
永遠不変のオリジナルマインドの
∞次元を基準軸にし、
宇宙自然の変化を
5つのエネルギー振動パターンと
脳の認識の癖を使って
運動方程式に変換できる技術です。

■■コラム 牛と虎の愛から学ぶ~分離格差の原因

あるところに熱烈に愛し合っている
牛と虎の夫婦がいました。

牛は、虎のために毎日一生懸命、
美味しい草を準備して心から最善を尽くしました。

虎は、愛する牛が準備してくれた草を
深く感謝しながら美味しそうに食べました。

しかし本当は我慢しながら
無理をしてその草を食べていたのです。

そして虎も、牛のために毎日一生懸命、
柔らかい肉を準備して心から最善を尽くしました。

牛は、愛する虎が準備してくれた肉を
深く感謝しながら美味しそうに食べました。

しかし本当は我慢しながら
無理をしてその肉を食べていたのです。

これぞまさしく日本の典型的な
「建前コミュニケーション」の例です。

お互いにどんどん苦しくなり、
やがて我慢の限界に達し、
そのうち些細な事でも衝突するようになっていきます。

結局、牛と虎は別れることを決めました。

そして別れ際にお互いこんな言葉を残しました。

「私はあなたのために最善を尽くしました」

牛は牛の目で、牛の世界、牛の宇宙を見て、
牛の観点で虎のために最善を尽くし、
虎は虎の目で、虎の世界、虎の宇宙を見て、
虎の観点で牛のために最善を尽くしていました。

つまり、お互いに自分の観点、
自分の世界だけで物事を考え、
自分流に相手を愛していたのです。

良かれと思ってしたことが相手には苦痛でした。

牛と虎は、それぞれの世界に固定された
分離格差のひどい孤独な世界だったのです。

一生懸命「最善」を尽くしたと言っても
自分だけの観点による自分中心の
思い込み(観念)の中の「最善」であり、
本当の相手を見ることが出来ない「最善」でした。

この最善は、最善を尽くせば尽くすほど、
最悪の結果をつくり、それに気づくことなく
ただ相手を責めてしまうといった、
とんでもない世界へと流れていってしまいます。

この物語は、牛と虎の特別な物語ではなく
今の時代に生きる全ての人に当てはまる話です。

牛や虎のように、自分の立場や観点、
論理、思考、感情、イメージ、エネルギーに
固定された状態、つまり自分の
アイデンティティに固定された状態であれば
私たちも牛と虎のように
四苦八苦の世界から逃げられないのです。

「私は生きている」
「私は存在している」
「私は人間だ」
「私は女(男)だ」など

自分のアイデンティティを決めつけていれば
それは牛や虎と同じであり、
人間5感覚脳の勝手な思い込み(観念)で
必ず何かの限界を自ら創ってしまう原因になります。

これはもっとも深刻で重要な分離格差であり
人類が必ず解決しなければならない
宿命的な分離格差の問題なのです。

本日も読んでくださり
ありがとうございました。

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