【20190215】ティール組織を実現するために越えなければならない決定的な課題

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。

■認識技術(nTech)とは?

科学技術(sTech)が、
電気半導体の開発によって、
PC(パーソナルコンピュータ)時代の
巨大な経済大陸を開拓できた技術であるならば、

認識技術(nTech)は、
電気半導体の先の新素材、
心の半導体の開発によって、
PU(宇宙コンピュータ)時代の
巨大な経済大陸の開拓を可能にする技術です。

■■コラム ティール組織を実現するために越えなければならない決定的な課題

「働き方改革」という言葉が世の中に
多く飛び交うようになってから約2年が経ちます。

その背景には、日本の生産性の減少、
少子高齢化による労働力不足などが挙げられ、
企業や個人でもさまざまな取り組みが
なされていますが、実際に、
やる気や生産性を上げることは簡単ではありません。

これまで人類は組織をつくりながら、
集団でチームプレーすることによって、
時代の舵を切り、歴史を進化発展させてきました。

しかし、今を生きる現代人にとって、
現在の組織のあり方は本当に人々を
幸せに導くことができるのでしょうか。

昨年、日本では書籍「ティール組織」が
発刊されましたが、
現代の多くの組織を分類すると、
その書籍の中に出てくる
達成型(オレンジ)組織や
多元型(グリーン)組織が多いと言われています。

達成型(オレンジ)組織は、ピラミッド構造の
トップダウン型で意思決定を行い、
多元型(グリーン)組織は、多様性を受け入れ
ボトムアップ型で意思決定を行うという特徴があります。

トップダウンによる意思決定では、
多くの人の考えやアイデアが通らずに、
働き甲斐や喜びなどが感じにくく、また、
ボトムアップによる意思決定では、
意思決定までのスピードが遅いので、
現代の企業競争時代では、なかなか
取り入れられにくい組織体系と言えます。

「達成型組織」と「多元型組織」が
試行錯誤している中で、それを超える
進化型(ティール)組織が今注目されています。

ただ、ティール組織の実現には、
越えなければならない決定的な課題があります。

それは「人間は誰もが部分観である」ということ。

人間は、5感覚と脳を使っている以上、
常に部分しかみることができず、
全体をみることはできません。

しかし、ティール組織を完成させる
条件の一つに「全体性の発揮」があります。

このことは「部分観」である人間に
「全体観」が求められている意味でもあり、
この課題が実は本質的なボトルネックになってしまっているのです。

人間が部分観であることは、
脳の認識の癖によって生じる人間(脳)の機能的限界です。

部分観に固定されてしまう
脳の機能的限界を補い、
全体を認識できるようになる技術が
nTech(認識技術)であり、
23年前から研究開発してきた教育技術です。

部分観の限界にメスを入れ、
全体性・尊厳性を発揮する、
つまり「人間最高の機能」を発揮する個人を
教育技術によって量産すること。

そして、さらにクリエイティブが生まれる
人間関係を無限大化し、その集団で
クリエイティブのシナジーを発揮する。

そのような組織を私たちは
「Dignityティール組織」と呼んでいます。

本日も読んでくださり
ありがとうございました。

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