おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。
■■コラム 共産主義に負け続けてきた自由主義
元ソウル大学教授の
李栄薫(イ・ヨンフン)氏の著書
「反日種族主義」のブームをきっかけに
明確化された時代の課題、東アジアの課題が
生まれる水面下ではどのような動きが起きているのでしょうか?
徴用工問題がきっかけとなり、輸出規制、
GSOMIA保留、日本企業の資産差し押さえ、
強制執行など、日韓関係は
歴史上最悪の状況が続いていますが、
これは、今まで認識できなかった
共産主義プレートと自由主義プレートの
水面下での摩擦・紛争が表面化された結果だと思います。
1945年以来、朝鮮半島は
自由主義勢力と共産主義勢力が
激しい勢力争いをする最前線になっています。
中国の暴走戦略、世界覇権の奪取、
75年間の共産主義勢力の思想戦争に
韓国は完璧に敗北を喫してきました。
グローバル規模でみれば、経済面など
表面上では韓国は世界10位の輸出国家であり
北朝鮮を圧倒してきましたが、
水面下の思想戦争では、韓国は北朝鮮に100戦全敗です。
その思想戦争の根幹にあるのが、
今回、日本で大きな反響を起こしている
李栄薫(イ・ヨンフン)氏の著書「反日種族主義」なのです。
中国と北朝鮮の共産主義勢力は
韓国を共産化するために思想戦争を
展開しているのが現状であり、
韓国のシャーマニズム的反日感情を
道具にしている共産主義勢力に対して
韓国は無防備でみな個人の私利私欲に走ってきました。
西洋では、みな個人の自由主義思想、
すなわち個人の自立、
自律をしっかり持てていますが、
シャーマニズム的種族主義では
自由な個人が育ちにくく、その結果、
反日種族主義を土台にした
民族主義の服を着ている共産主義思想に負け続けてきたのです。
韓国の教育、労働、マスコミ言論、
文化芸術、司法、政治など、
あらゆるジャンルにおいて
左翼的な観点を知らず知らずのうちに
持つようになってしまい、
どんどん共産化されていく
危機的な状況である今、自由主義陣営の
強烈な反省が必要なときであると私は思っています。
では、
このような思想の戦いで共産主義勢力が
自由主義勢力を制圧する局面になってしまった根本理由は何でしょうか?
自由主義陣営は、個人の私利私欲に走り、
思想哲学などにはそこまで関心が持てず、
世界の根源と繋がった現実には全く関心がないからです。
資本主義、自由主義の人たちの考え方には、
全てを包括して完結させる
たったひとつの真理は存在せず、75億人の
共通のビジョン、価値、夢、目標計画、
実践行動などを主義主張する人たちのことを
全体主義、ファシズムに過ぎないと思い込んでいる知識人が多いと思います。
自由主義陣営が共産主義の
思想哲学を制圧するためには、
「今ここ一つの動きだけがある」という
「世界の根源」「源泉的な動き」と繋がることが大事なのです。
今ここ、韓国の共産化の危機をチャンスに
大反転できる自由主義、共産主義勢力を
融合させる未来ビジョンを必要としています。
本日も読んでくださり
ありがとうございました。