【20211019】子どもの知的好奇心を爆発させるには 令和哲学カフェNo.336

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第11弾
(10/12~10/20)
の期間テーマは
「Change!!~人間の教育~」で
ナビゲーターは那倉浩太さんで開催しています。

幼稚園教育要領では
幼稚園、家庭、地域の三位一体の関係性が
重要だとうたわれていますが、
近年の経済社会の急激な変化を受けて
人々の価値観や生活が変化し、
人間関係や地域のつながりの希薄化が
指摘されています。

子どもを取り巻く環境が変わる中、
子どもにどうかかわったらよいか悩み、
情緒不安定になる親もいたり、
2020年のユニセフ報告書では
日本の子どもは
身体的幸福度は1位であるのに
精神的幸福度が最下位から2番目、
というアンバランスな状態になっています。

理学博士の城雄二さんは
現在の幼児教育で起きていることは
目にみえる世界の中だけで
何とかしようとしてきた結果ではないか、
と仰いました。
これからは目にみえない、源泉動きを、
どうやってみえる世界に入れるのかで
変わるかもしれない、というお話でした。

子どもの知的好奇心を爆発させるには
何が必要なのでしょうか。
知っている心と、
知りたい心の違いとは何でしょうか。
源泉動きはどんな心かといえば、
知りたい心です。
知りたい心は知らない心であり、
だから知りたくなります。無知の完全性です。
知っている世界から
自由になれるかが大切なことです。

知っている世界には賞味期限があります。
条件、時間、環境、相手が変わることで
全くおかしな知識になってしまいます。
たとえば人間の知識を犬に教えようとしたら
犬は首をかしげるでしょう。

基本的に子どもは全部わかっているのですが、
それを現実で使えるように
引き出す能力が大事です。
現実で使える状態で
整理整頓できるように誘導してあげて、
意思決定能力をつけること、
どの方向で伸ばしてあげることで
子ども一人一人の着火点が
爆発しやすいのかの観察が大事なのです。

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