【20230514】マルクス主義の弱点 令和哲学カフェNo.703

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期、
5月10日からの2週間は特別企画として
若者共和国の立ち上げメンバーたちと
まったく新しい国づくり
「我らが行く道は」をテーマに開催します。

今の時代の危機や若者の現状を生む
背景となる近代国家の
原型・出発を深めていくために
今回はカール・マルクスを取り上げました。

19世紀初期は資本主義社会で
資本家と労働者のひどい格差がありました。
マルクスは「これまでの社会の
すべての歴史は階級闘争の歴史である」
と共産党宣言で労働者たちの団結と
革命を呼びかけました。

マルクスの考えは
ルソーの考えの土台の上にあります。
人間は平等、自由で誕生するのに
社会の中で所有、権力の概念が生まれて
不平等が始まってしまうと考えました。
そして労働者が団結して
支配階級を革命で倒し、
社会を変えることを説きました。
労働者が増えれば必ず資本主義は破綻し、
社会主義になり次は共産主義になっていく
というのがマルクス主義です。

nTech では一人一人が宇宙・自然を持ち、
生産手段を持つので、無限大の
自信感・やる気・アイデアが生まれます。

正しい問題意識を持てば、
知るだけで意味・価値が完成されて
心が満たされます。そして
どんな実践や行動も楽しくなります。
存在自体が解放されているのが
人間の尊厳であり、その状態だから
Win-Win All win関係が結べるのです。

nTech はA=notAを
AもnotAもない世界からみますが
マルクスの哲学は
A=notAは矛盾だとしています。
ですから、自然に抗争が起き、
人間を恨むようにさせてしまうのが限界です。

nTech では人間が今ここ心が満たされるには
「自然」ではなくて源泉動きに戻れ
と言っています。
自然に結果が出るためには
時間・空間・存在が生まれる
エントロピーゼロに戻って物事をみることです。
満たされた状態では
存在の動きは遊び感覚・ゲーム感覚、
尊厳祭りになります。

体人間出発でみればマルクスは大変鋭いです。
しかし、現実をスクリーンでみて
この現象の全体像を鮮明に理解し、
「現象を生みだしている本質は何か」
を正しく質問すると
マルクスは愛ではありません。

正しい質問を投げ
正しく答えると尊厳に到達できます。
今の社会による人間の尊厳破壊に対して、
自分の尊厳は自分で守るのです。
明確に悟ったらすべてから自由で、
お金、人、社会システムにも
支配されなくなります。

一人一人の中にある
無限の可能性、尊厳に目覚めて
それを使うかどうかだけです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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