おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気のある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。
今回は塩見典子さんが、
道元について紹介しました。
道元は鎌倉時代初期の禅僧で
日本の曹洞宗の宗祖です。
道元の哲学は只管打坐(しかんたざ)で
ただひたすら坐禅をすることを強調しました。
目的や作為を持たず、
坐禅そのものが悟りであるとし、
修行と悟りは一体と説きました。
坐禅を通して身も心も
一切の執着から離れ(身心脱落)、
自己を忘れて無我になった時に
悟りがあらわれるとし、
仏を目指すのではなく
仏として坐禅をすることを重要視しました。
道元は坐禅を道具に、
今ここ仏になって
生きることを案内しましたが、
絶対世界と相対世界の関係性を
整理することはできず、
歓喜へは案内できなかったという内容でした。
今回のディスカッションテーマは
「今ここ、歓喜・笑い・遊び・BEST BEINGで
生きるのに必要な要素とは」でした。
5人の哲学者たちからは、
「正しい絶望・問題意識、スイッチ点一個、
宙船、心のゆとり、不二一元」
というキーワードが出ました。
最悪な絶望・地獄とは不確実性です。
スクリーンの内でもあります。
悟った状態は確実性で、
安全プレートをもっているので
バンジージャンプのような挑戦を
どんどんやって多様な地獄を
通過することです。
不二一元で確実性に到達したら
安心・安全なので、
「脳に負けるもんか!
早く色々な地獄に行ってみたい」という
自信感にあふれるはずです。
東洋は主語・述語の一号が
ストップスピードであることに
気づきにくかったのかもしれません。
けれども「後ろの正面誰」という
童謡の歌詞も一番速いスピードで
無限大前に走ったら
後ろにきているというようなことなのです。
仏教も量子力学や真空エネルギーの
物凄いスピードで生滅する世界からは遠く、
海の水の一番底は動かない、というような
静かなイメージにとどまってしまいました。