【20250518】物理法則は客観的法則か、主観的独断か 令和哲学カフェNo.996

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは世界に影響力のある宗教や
人気のある哲学者を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・思い方・やり方の哲学を
深めています。

今回から
科学の限界を哲学するシリーズが始まり、
富沢亮太さんが生物学からみえる
科学の限界の整理について
プレゼンテーションしました。

生物学の「部分を理解することで全体を
理解することができる」という還元主義には
どれだけ部分を理解しても
全体を理解することはできない
創発の問題が起こり、
全体から部分を理解しようとする
複雑系の試みが始まっています。
しかしそれはとても難しく
「全体」と「部分」の両方を説明することができる
今までにない概念・枠組みが
必要ということですが、
両方未完成という話でした。

物理法則は自然の中に存在する
客観的法則なのか。
人間の脳の意識がつくり出した
主観的独断、思い込みなのか?
また生命原理の場合はどうなのでしょうか。
物理現象と生命現象の共通点と違い、
についてディスカッションしました。

物質、生命、精神では
表現能力の違いがあります。
物質よりは生命、生命より精神が
インプットよりアウトプットの力が
どんどん強化されていきます。

インプットして自分の構造をつくり、
構造をキープして留まるよりは
外に発信・表現する能力の力が大きいので、
アウトプットの行動自体が大きいと、結果的に
マイナスエントロピーも可能になります。
アウトプットすることで内部構造が変わり、
自分の認識構造を変えることになります。

宇宙の外の外の外までアウトプットすることで
自然にインプット構造、ホルモンも変わり
健康になるので
2倍長く生きることもできますね。
自分と自分の宇宙が溶けて
宇宙の外の外の外まで全部出し切ることです。

2025年は日本にとって
戦後アメリカとの関係も80周年。
韓国との国交正常化60周年。
大阪エキスポも開催している中で、
何か日本のメッセージを出す時です。
そんな年なのです。

昭和天皇100周年記念でもあります。
永遠な終戦、昭和天皇は
人類の新しい中心点になるでしょう。
それを考えた時に本当に2025年
昭和天皇100周年自体を
静かに終わらせることはあり得ません。
大阪エキスポを道具にしながら。
韓国のAPEC会議で
何か日本の発信ができると良いですね。

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【20250513】物理法則は客観的法則か、主観的独断か 令和哲学カフェNo.995

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは世界に影響力のある宗教や
人気のある哲学者を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・思い方・やり方の哲学を
深めています。

今回から
科学の限界を哲学するシリーズが始まり、
塩見典子さんが物理学について
プレゼンテーションしました。
物理学は、法則がある・普遍がある・
測定可能・シンプルであるという
大前提がありますが、
近年「世界は物質でできており法則に従う」
という土台が揺らいできたことで、
大前提に限界が生じてきています。
物理学・哲学・科学と人間の意識の
繋がる時代が来ているといえます。

「物理法則は自然の中に存在する
客観的法則なのか、
人間の脳の意識がつくり出した
主観的独断なのか」
をテーマにディスカッションしました。

客観的法則は絶対的で変化がなく、
人間の主観は相対的で変化します。
映像スクリーンの外にある
バックスクリーンのエネルギーの法則は、
体人間からみたら絶対的で
客観性があるようにみえます。
しかし、心人間からみれば
エネルギー自体も常に形状記憶+αで
終わりなき変化をしていて、
ドゥルーズの違いの哲学のように
法則性はありません。
つまり、どちらからみるかで違うのです。

エネルギーは基本的に素粒子、
相互依存のような世界です。
物質になると相互依存でなく独立となり、
粒子は存在・局所実在になり、
錯覚独立した思い込みの自分を誕生させます。

模様・形だけですべてのことを語れば
独断になり、エネルギーが関われば
事件・事物の法則によって
客観性があるようですが、
実はそうではありません。
エネルギーは存在で泡だからです。
つまり、客観などなく、
有無有無…の動きを生み出す世界の
大自由しかないのです。

宗教・哲学・科学、
どこにも通じるのがnTechですね。
一番速いスピードの動き・
2番目のスピードの動き・
3番目のスピードの動き、
この3つの動きが分かれば
すべて説明できてしまいます。
ですから、哲学の完成、科学の完成、
宗教の完成、知の大統合・完全学問。
日本で完全言語が生まれて、
教育チャンピオン日本が誕生します。
教育で言語で認識画面で
日本は天下統一ができるのです。

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【20250512】令和哲学カフェ特別企画 第55回ブックダービー「知のB1」特別企画 開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

ブックダービー「知のB1」とは
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
「この時代の人たちに一番読んでほしい本」
ナンバーワン決定戦として
リテラシー力を競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。

2025年のテーマは
【AIの大津波が来る前に 
人間に必要な真逆の変化とは?
「心×人間×AI 新産業・新職業 開拓戦」】
として、AI時代の新しい職業・産業の開拓に
繋がる情報・知識・技術が詰まった本を紹介し、
令和哲学的観点からリテラシーしていきます。

今回も興味深い本がたくさん紹介されました。
順位発表については、
令和哲学者としての観点で
ゲーム感覚のお楽しみとして
行っておりますのでご了承ください。

第1位は
『NEXUS 情報の人類史』
ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田 裕之翻訳
不知 航騎手
全体主義・個人主義・共同体主義
という脈絡からみた時に
個人の生産手段も重要ですが、
歴史を動かしているのは、海の場として
すべての変化を主導している
情報ネットワークです。
ネクサス、間の世界、
すべての個人・すべての共同体を
決めつけるのは情報ネットワークなので
1位に決めました。

第2位は
『ONE PIECE』
尾田 栄一郎著
大河原 徳人騎手
今の時代はスケールの大きな勝負が
とても必要です。生死を超えて
大きな勝負をするワンピース精神は
素晴らしいです。

3位以下は次のようになりました。

第3位
『あなたを幸せにする大祓詞』
小野 善一郎著
伊東 徹也騎手
日本人の精神性の根幹にある
神道の真髄が分かりやすく書かれていて、
認識技術がなぜ日本からなのか?
にも通じているということで
紹介していただきました。

第4位
『自分で考える力を鍛える 正解のない教室』
矢萩 邦彦著
山田 洋平騎手
AI時代をどう生きればいいのかのヒントが
散りばめられている一冊として
紹介いただきました。

第5位
『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』
成田 悠輔著
木村 里子騎手
私たちの生活に密着したお金と
価値転換が繋がって、パラダイムシフトへの
関心に繋がっていくのではと思い
選んだ本ということでした。

今回も素晴らしい本を紹介いただき
ありがとうございました。
AI時代にどんな職業、産業が生まれるのか
そこに貢献できるコンテンツの道を
共にガンガン探していきましょう。

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【20250511】世界の宗教を哲学する まとめ 令和哲学カフェNo.994

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは有名な哲学者の哲学をもとに
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

世界の宗教を哲学するシリーズでは、
キリスト教・仏教・イスラム教・ヒンドゥー教・
儒教を取り上げてきました。
今回は宗教について、
私がまとめの講義をしました。

人間は動物とは異なり言語を使う存在で、
言語を使う限り何のために生きるのか、
死んだらどうなるのか等、
必ず意味・価値を質問するようになります。

宗教の特徴は死んでいる世界までも
意味・価値づけすることです。 
人間は一人では生きられず、
人たちを結集させる必要があります。
宗教は、物語を通して団結させ、
国家組織まで形成しました。
しかし宗教は拷問など人権を無視し、
政治権力と融合されて独裁し、
結果的に腐敗していきます。

やがて科学が登場し、
みえない世界を信じる宗教の時代から、
みえる世界で現実を解析する科学の時代へと
移行していきます。
しかしながら科学が発達した現代でも、
宗教は大きな影響力をもっています。

では、宗教の弱点とは何でしょうか。
日本はなぜ宗教が嫌いなのでしょうか。

宗教の弱点は、目的依存です。
ofやbyを定義しないで、Forだけを強調します。
もう一つの弱点は、因果に支配されて
知っている世界から自由になれないことです。
人類が700万年間突破できなかった
脳を超えることができるか。
因果を突破できないと平和が実現できません。

nTechは今ここです。
今ここ生まれて死んでスピードを悟り知り
楽しめと言っているのがnTechです。
因果の中には歓喜はありません。
キリスト教・仏教・イスラム教・ヒンドゥー教・
儒教も歓喜がないのです。

永遠不変の動きが
自分を知るために変化しても、
「自分を知らない」が続いて
霊魂は傷だらけです。
強烈な傷だらけの欲求が認識できないと
歓喜は生まれません。
自分を知らないから、
自分・時間・空間をつくっても
自分を知ることができないのです。
傷だらけの霊魂が分かった時に歓喜の爆発で 
宇宙が割れる音を目できくことができます。

日本は宗教を悪魔のように嫌っていますが、
それは宗教を超えるものが生まれるからです。

日本は哲学の国になり、
必ず教育チャンピオンになります。
信じることは、
疑うことよりレベルが低いのです。
疑っても疑っても疑うことができない
確固不動な知がくるのが完全学問です。
すべての宗教を合わせても
100万分の1にも
及ばないであろう完全学問によって、
これから爆発的な成長を遂げるのです。

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【20250508】人類が優先して解体し脱構築すべきことは何か 令和哲学カフェNo.993

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェは
『私が1番好きな哲学者シリーズ』 として
ジャック・デリダ、フリードリヒ・ニーチェ、
菅原道真、マルクス・ガブリエルを取り上げ
令和哲学的整理で楽しく哲学できる
オンラインカフェをコンセプトに
開催しています。

今回のプレゼンテーター緒方淳さんより
ジャック・デリダについての紹介がありました。
デリダ哲学の根源として、
①差延②脱構築③歓待を取り上げていました。

「差延」とは、言葉は
他の言葉の違いによって成り立ち、
常にズレて遅れて届くという概念です。
「脱構築」は当たり前とされている考え方を
問い直し、読み直していく方法です。
デリダは条件付きの歓待ではなく
「無条件の歓待」という理想を提示しました。

ディスカッションテーマは「今の時代に優先して
解体し脱構築するべきことは何か」でした。
解体はオールゼロ化であり、
スクリーンの外から新しく再構築すべきこと
についてディスカッションしました。

5人の哲学者たちからは、
次のような意見が出ました。
①存在が動くことを解体して、
動きが存在させることを再構築する
②個人主義を解体して、
共同体主義に再構築する
③存在が動くアナログ言語を解体して、
動きが存在させるデジタル言語に再構築する
④今までの日本を解体して、
これからの日本を再構築する
⑤人間の概念を解体して、
新しい人間概念を再構築する

デリダは今が完全であることがわかるけれど、
体の目でみたら不完全にみえるので
「差延」や「無条件の歓待」と言いました。
今不完全なようにみえるのは
もっと美しい完全に気づかせるために
不完全があり、
不完全しかみえないから
解体して再構築するべきと提唱しました。

彼は今ここ完全・完璧になる道具や
言語を持っていませんでした。
不完全の世界に、後で完全がくると
差延や歓待と言ったのです。
nTechは完全をみる認識道具です。 
未来に逃げずに今ここで完全・完璧なのです。

今ここ完全・完璧を認識できる認識技術、
完全言語が誕生しています。
令和哲学カフェをはじめ、それを共有できる
仲間がいることは嬉しいことです。
間違いなく、心時代は日本から始まります。

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【20250507】世界の宗教を哲学する 儒教 令和哲学カフェNo.992

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは世界に影響力のある宗教や
人気のある哲学者を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は長岡美妃さんが、
儒教について紹介しました。
儒教とは、春秋時代の思想家、
儒家の始祖である孔子が開いた哲学です。
孔子は、四聖人の1人です。儒教の思想は、
仁・礼に基づく理想社会の実現をし、
理念を修己治人としました。
儒家が朱熹によって四書五経にまとめられ
新儒学となり、そこから
朱子学と陽明学にわかれていきました。

江戸幕府は朱子学を取り入れ
統治理念としましたが、明治維新には
実践行動を重んじる陽明学が大きく影響し、
倒幕運動に参加した吉田松陰や
西郷隆盛に受け継がれ、
明治維新の精神的基盤となりました。

日本人の精神は
神道、仏教、儒教が混じり合い
構成されていましたが、
その中に武士道があり、
武士が治世のために儒教を学ぶ
エリート教育がありました。
しかし、戦後はその教育が崩壊しました。
今の時代に、朱子学も陽明学も底上げする
「人間とは何者なのか、人間完成を可能にする」
ハイブリッド教育nTechが
必要不可欠であるという整理でした。

今回のディスカッションテーマは、
「宗教は死の恐怖を
どのように解決できたのか」また、
「宗教の限界とは何か、
その限界をnTechはどう越えたのか」でした。

宗教には、今ここの歓喜がありません。
nTechはすべての宗教の限界を超えて
今ここ、歓喜・笑い・遊びの大爆発で最高です。
純度100%心時代に間違いなく
教育チャンピオン日本が完全言語、
世界基軸教育を広げることで
必ず世界はひとつになれます。
必ず宗教の限界、イデオロギーの限界を超えて
間違いなくひとつになっていきます。

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【20250501】なぜ梵我一如=不二一元の悟りが一般常識化していないのか 令和哲学カフェNo.991

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは世界に影響力のある宗教や
人気のある哲学者を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・思い方・やり方の哲学を
深めています。

世界の宗教を哲学するシリーズとして
キリスト教、仏教、イスラム教に続いて
今回は原田卓さんが
ヒンドゥー教について紹介しました。
ヒンドゥー教は世界3大宗教の1つです。
インドでは人口の80%以上に信仰され
仏教よりも古い歴史があります。
心と体を統合し、精神的な解放・悟りの境地に
到達することを目指しています。

教えの中で「世界は多様にみえているが、
それは無知による幻想。本質的には
“一なる実在”しかない」ことを説いています。
「梵(ぼん)」:ブラフマン、
宇宙の根本原理・絶対的実在
「我」:アートマン、自己の本質・魂
という概念を用い、
ブラフマンとアートマンが
イコールであることを「梵我一如」としています。

無知により、アートマンとブラフマンが
別であると思い込んでいるが、真の知を得て
「私はブラフマンだった」と悟ることで
輪廻から解放されると言っています。
梵我一如=不二一元論として、
不二一元の悟りへのステップと
不二一元の悟りに必要な
4つの資質まで説かれているそうです。

そこまで整理されても、
なぜ、不二一元の悟りが
一般常識化していないのでしょうか。
何が足りなかったのでしょうか。

ディスカッションでは
オープン性・出発の意志
最悪の地獄を認識して歓喜エンジンをつける
動きの概念、要素命題、完全言語
が足りなかったという意見が出ました。

シンプルにいうと「自分を知らない」ことが
いかに恥で、悲惨で残酷で屈辱で、
四苦八苦になってしまうのか
「自分を知らない」ことが地獄であることを
わかっていないことが一番大問題なのです。
例えるなら、自分がソフトクリームなのに
サウナに行ってしまうようなものです。

ヒンドゥー教では、この世は夢である
ということまでは説いても
動きの概念までは出ていません。
ファイナルクエスチョンとファイナルアンサー
まで出すことができていません。
人間の最上位概念の「有る」という概念を
突破して動きにならなければ
歓喜のエンジンにいかないのです。

ヒンドゥー教で使われている不二一元と
令和哲学(nTech)でいう不二一元は
名前は同じですが、中身が違いますね。

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