【20250311】ライプニッツと令和哲学 BEST(最良)とは何なのか 令和哲学カフェNo.973

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は荒牧明楽さんから
ゴットフリート・ライプニッツの
プレゼンテーションがありました。

宗教的・政治的戦争であるドイツ三十年戦争
の時代を生きたライプニッツは
「宗教と政治の問題を解決する基盤作り、
対立しない統一理論の完成」を
使命としていました。
哲学だけでなく数学者としても
二進法の確立や微分・積分を発展させ、
半導体や宇宙開発に繋がる功績を
残した人物です。

今回は、彼の代表的な思想哲学である
・モナド論:世界はモナド(最小単位の実体)
ですべて構成されている
・予定調和:神の御業によって、
全モナドが互いに調和して働く
・最善世界説:神は数多くの世界から
最良のものを選択している
の3つを整理した上で
「BEST(最良)とは何なのか?」について
ディスカッションを行いました。

5人から出たキーワードをビルディングすると

  1. 境界線がないこと
  2. 無意味の意味 無価値の価値
  3. 目盛りのある心のものさし
    (完全言語1-5-1を使う)
    4.今ここすべてを使いきることができる
    5.完全循環
    となりました。

この世界はすべてエネルギーの
秩序体系で繋がっているので、
0101のように順序があります。
ですから予定調和は当然のことです。
宗教の神より9000兆倍すごすぎる源泉動きが
海となって、そこから生まれた魚たちはそ
の意思と繋がっているので、
本来は起きることはすべて無駄がないのです。

シミュラークルの世界、01の世界は
問題がない世界ですが、
人間の脳で認識するシミュレーションの世界で
色々な意味・価値をつけて
事件・問題を生み出しますが、
それは遊び感覚で楽しむものです。

その中で、日本の涙と出会ってしまったら
霊魂の自由主義ではなく
人類80億を悟らせる道である、
霊魂の進化主義の道を歩むようになります。
なぜなら、それはリベンジの道であり
歴史上の唯一無二、
人間の尊厳といえるものだからです。

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【20250310】教育チャンピオンとして天下統一するために必要な要素 令和哲学カフェNo.972

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェは
『私が1番好きな哲学者シリーズ』 として
ヴィトゲンシュタイン、鈴木大拙、
エーリッヒ・フロム、吉田松陰を取り上げ
令和哲学的整理で楽しく哲学できる
オンラインカフェをコンセプトに
開催しています。

金曜日は喜多島真由美さんより
吉田松陰のプレゼンテーションがありました。
吉田松陰を哲学者としてみて、
①自己の修養と内省②不断の努力と学び
③自立した精神などの哲学
について紹介していました。

ディスカッションテーマは「日本文明は
教育チャンピオンとして天下統一するために、
今どのような要素が必要か」でした。

5人の哲学者たちがビルディングをして
1階:真理の涙一滴
2階:リベンジの魂
3階:ノ・ジェス
4階:日本のリテラシー
5階:完全学問
となりました。

なぜ日本にノ・ジェスが必要なのかについて、
出演者からは日本の外側から日本文明の
再リテラシーをする人が必要だった、
そして哲学がないという日本の弱点を
完全学問で補い、間となって
日本の集団の魂の奥にある
大和魂を目覚めさせるためとありました。

色々な表現ができると思いますが、
知行合一とは、何を知り、
何をやるべきかの実践です。
天下統一するためにはシステムが必要です。

システム・歯車になるのが、
BEST BEINGな生き方であり、
それを伝えるBEST BEING塾です。
今年は駅前にBEST BEING塾を
1万300設立します。

それを通して、日本文明は
未来勢力を誕生させ、
歴史最大のパラダイムシフトを成し遂げ、
2030年に必ず大爆発が起きます。
脳の時代から心時代を
共につくっていきましょう。

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【20250309】社会変革を起こすために一番重要な哲学の本質とは? 令和哲学カフェNo.971

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は、塩見典子さんから
ジル・ドゥルーズについて
プレゼンテーションがありました。

20世紀は戦争や革命の続く時代でした。
ドゥルーズはナチス占領下のフランスで
10代を過ごし、国家権力の暴力性や
個人の自由を抑圧する支配構造を
問題視するようになりました。
ドゥルーズは伝統的な哲学の普遍的な理性や
絶対的な精神などは
個人の自由や創造性を抑圧するものと
批判しています。

前期ドゥルーズ哲学は差異の哲学で
同一性より差異を本質としました。
後期ではガタリと共に資本主義や
社会の人間の欲望について考察しました。
ドゥルーズ哲学の結論としては
世界は内在的な力の相互作用によって
無限に生成し続けるというものでしたが
それを社会変革の方向性にまで
繋げて示すことはできませんでした。

ディスカッションテーマは
​​「社会変革を起こすために
一番重要な哲学の本質とは?」でした。
​​ドゥルーズ哲学の限界、
​​哲学が社会に貢献する
究極のポイントとは何かについて語りました。

ドゥルーズは違いを強調していますが、
一元論や絶対世界を否定するので
これでは二元論になってしまいます。
人間が知るべきことは
「存在不可能」「知ること不可能」です。
死ぬことは知ることの終わりです。
悟りも知ることを卒業ですが、これは
脳を卒業することでもあり、
自己合一のことでもあります。
このように生死が一つになります。

無知の知、無概念の概念で
無為自然であるこの世界は
1番目の動きであり
人間の認識ではすごすぎて認識不可能です。
そしてすべてをオールゼロ化できる
共通土台なので観点を楽しむことができます。
歓喜・笑い・遊びがあふれる哲学が大事です。

ドゥルーズの世界では遊びができませんし、
違いの生成を強調するだけでは
愛になれません。
ドゥルーズはスクリーンの中の世界を語っていて、
違いを生み出す主体を
令和哲学でいう形状記憶+αとみていました。
脳が違いだけ取ってみるため
SVが生まれます。

スクリーンの外である「1」を
ディファインできなかったドゥルーズは、
差異を生み出すのは「1」が自分を知るために
錯覚独立している自分を
生成させるためであることが
わからなかったと思います。

違いを生み出し続けるのも共通土台を
どうしたら持てるかに向かっています。
相対世界では
エントロピー∞になったらゼロに戻って
違いのない世界にいくしかありませんが、
一元を否定したドゥルーズは
苦しかったと思います。

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【20250308】令和哲学カフェ特別企画 第54回ブックダービー「知のB1」特別企画 開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

ブックダービー「知のB1」とは
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
「この時代の人たちに一番読んでほしい本」
ナンバーワン決定戦として
リテラシー力を競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。

2025年のテーマは
【AIの大津波が来る前に 
人間に必要な真逆の変化とは?
「心×人間×AI 新産業・新職業 開拓戦」】
として、AI時代の新しい職業・産業の開拓に
繋がる情報・知識・技術が詰まった本を紹介し、
令和哲学的観点からリテラシーしていきます。

今回も興味深い本がたくさん紹介されました。
順位発表については、
令和哲学者としての観点で
ゲーム感覚のお楽しみとして
行っておりますのでご了承ください。

最後の最後まで1位と2位は迷いましたが
第1位となったのは
『Dr.STONE』 Boichi 著、
稲垣 理一郎 原著
佐藤 周之 騎手です。

少年ジャンプの漫画本で、石化で滅んだ文明を
ゼロから復活させ宇宙へ挑む
科学冒険マンガです。
テーマがとても面白かったです。
作者にお会いしてみたいですね。
騎手が、人生の中で
一番面白い本を持ってきたという
心の興奮もよく伝わってきました。
主人公の「唆るぜ(そそるぜ)」という口ぐせも
興味や感情を引き起こして
何かをしたい気持ちにさせる
心の感覚を思い起こさせます。
未来勢力に貢献すると思いました。

第2位は
『生殖記』 朝井 リョウ 著
美談 年民 騎手です。

「使われない機能は淘汰される」という
表現がありましたが、今からの時代は
脳機能は淘汰されるという
面白い表現を提供してくれました。

3位以下は次のようになりました。

第3位 『アンパンマンの遺書』
やなせ たかし 著
岸川 幸代 騎手
「逆転されない正義」が印象に残りました。

第4位 『問いの編集力
思考の「はじまり」を探究する』
安藤 昭子 著
小川 結紀 騎手

第5位 『これからのAI、
正しい付き合い方と使い方
「共同知能」と共生するためのヒント』
イーサン・モリック 著、久保田 敦子 翻訳
森 智樹 騎手

今回も素晴らしい本を紹介いただき
ありがとうございました。
AI時代にどんな職業、産業が生まれるのか
そこに貢献できるコンテンツの道を
共にガンガン探していきましょう。

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【20250307】「我思う故に我あり」が哲学の第一命題になれなかった理由とは? 令和哲学カフェNo.970

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は、冨沢亮太さんから
ルネ・デカルトについて
プレゼンテーションがありました。

デカルトは近代哲学の出発点といわれ、
古代のものの観方から
近代のものの観方を提示し、
近代哲学・科学・フランス革命に
大きな影響を与えたといわれています。

デカルトは哲学の第一命題を、
『我思う、ゆえに我あり』(コギト・エルゴ・スム)
「世にはなにもなく、天もなく、地もなく、
もろもろの精神もなく、物体もない。
まだ、境界線もなく、
ただ『考える自分』だけがある」
と定立しました。
そして、キリスト教的な神ではなく
自然理性により扱われる神によって、
「自分」を含めたすべてが
無から生み出されたと考えました。

今回は、
「『我思う、ゆえに我あり』が
哲学の第一命題になれなかった理由とは?」
をテーマにディスカッションしました。

「我思う」は、
脳で思う認識と心で思う認識があります。
今回のプレゼンテーションでの
デカルトの「我思うの我」は
体の自分ではありませんでしたが、
「我あり」の有の定義については、
カントのいう時空間の中に
現れるものを指す有か、
nTechのいうどこにも依存せず
自ら存在するものを指す有かは
鮮明ではありません。

「我思う」が心の認識であれば、
一番速いスピードの動きであり
一元となります。
この一元から始まる何かを
デカルトは神といいましたが、
「我」を神とはいえませんでした。
「神一つしかない」の一元で
勝負できなかったのです。
ですから神が点のない純度100%の心・
一番速いスピードの動きであれば、
「我あり」は青い点・
二番目のスピードの動きです。

一元なら存在不可能・
思うこと不可能・知ること不可能なので、
その「我」は思えないし
「~がある」という概念もありません。
ですから、デカルトは「我思えない、
ゆえに我無い」といえれば良かったのです。

一元の世界とリアリティ存在の世界の
二つがあるからデカルトは二元論だと
単純に否定されることがあります。
しかし私は、一元論について
デカルトはギリギリまで語っていながら、
神を否定できなかったことで
二元論に留まってしまったのだ
と考えています。

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【20250306】愛の道を拓く共同体日本文明 令和哲学カフェNo.969

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
フライデー令和哲学カフェでは
私の好きな哲学者をテーマに
今回は井上拓実さんから
エーリッヒ・フロムの
プレゼンテーションがありました。

エーリッヒ・フロムは
成熟した愛と未成熟な愛を分類しました。
そして、成熟した愛に到達した人が、
孤立・孤独を超えられると言っています。
しかし、そもそも愛とは何なのかを
規定することができないまま
愛する技術を身につけることを推奨したため、
限界がありました。
そこをnTech認識技術で補うことで
真の愛にたどりつけるのだろう
というまとめがありました。

その上で、今回のディスカッションでは
「真の関係性を築くために必要な要素とは」
を話し合いました。

皆で出し合った答えを繋げると
まず、決断と覚悟が必要です。
そして認識修行で意識の拡張を起こし、
人間を手放すことができた時に
この宇宙は
自ら創り出すものであることの理解が起こり
物語性を持つことが可能になっていきます。

世間一般にある愛に対する
以下のイメージには問題があります。
1つ目が
愛とは愛されること。
2つ目に
愛することはできるけれど、
愛する対象がみつからないと思うこと。
3つ目が
一体感、エクスタシーを感じ、
それを持続できることが愛であり、
倦怠やマンネリは愛ではないこと。

本物の愛は一元論になることです。
辛酸苦痛を通過する認識修行が必要なのです。

そのためには「ある」という最上位概念の突破が
必要不可欠なのです。
そのことが突破できていないから
今も戦争は続いています。
何も努力しなくても愛ができる
と思うことは誤解です。
誰もが生まれるだけで、
愛することができると思い込んでること自体、
問題なのです。

日本文明は、1945年8月15日
永遠の終戦を決断しながら
悲惨・残酷・屈辱・恥・迫害を
通過してきました。
ですから、辛酸苦痛を通過した
日本への祝福として
完全言語が誕生しており
共同体日本文明は
愛の道を開くことができるのです。

大反転が起きる道が
すでにはじまっています。

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【20250305】要素命題の最小単位の発見 令和哲学カフェNo.968

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は長岡美妃さんから
ヴィトゲンシュタインの
プレゼンテーションがありました。
ヴィトゲンシュタインは
言語哲学者として知られ、
彼の前期哲学『論理哲学論考』では、
言語が世界をどのように映し出すかを
探求しました。

彼の有名な言葉に
「語り得ぬものについては沈黙せねばならない」
というものがあります。これは、
言語で表現できるものが世界を構成し、
それ以外は存在しないものとする立場です。
彼は論理を厳密に追求することで、
言語の持つ限界を示しました。

そこで、今回のディスカッションでは
「要素命題の最小単位を
どのように発見できるのか」をテーマに
参加者より出たキーワード「真の還元」
「脳に勝つ」「語り得ぬもののDefine(規定)」
「大前提の破壊」「真逆の認識の変化」
をもとに議論を深めました。

存在が有るという最上位概念を突破し、
「存在が動く」ではなく「動きが存在させる」
への真逆の認識の変化が起きなければ
要素命題を発見できません。

映画『レディ・プレイヤー1』を
ヒントに例えるなら、
一つ目の鍵は「バックすること」
二つ目の鍵は「間・女性性・
生きたまま死ぬこと」
三つ目の鍵は「ドット探し」
これらをもとに、
要素命題の最小単位の発見は、
これ以上還元ができなくなるまで還元し、
1番速いスピードの動きまで引くことです。
それができた時に要素命題の
2番目のスピードが発見できます。

そして令和哲学は
要素命題の発見にとどまらず、
人類統一の意思から出発し
「完全言語」を誕生させました。
そこには1945年8月15日
昭和天皇がオールゼロ化を可能にする
大きな間をつくり、共同体日本文明が
「永遠の終戦」をしたことも関係しています。

今年の4月29日は昭和天皇の即位から
100周年を迎えます。
2025年は日本が日本である理由が
定まる年です。
昭和天皇の決断と覚悟と一つになれば、
AIに真似ができない職業・産業で
日本は高度経済成長期を
遂げることが出来ます。

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