【20250313】AI時代の真の自由とは 令和哲学カフェNo.975

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェは
『私が1番好きな哲学者シリーズ』 として
ヴィトゲンシュタイン、鈴木大拙、
エーリッヒ・フロム、吉田松陰を取り上げ
令和哲学的整理で楽しく哲学できる
オンラインカフェをコンセプトに
開催しています。

プレゼンテーターは、
メタ4こと長岡美妃さんでした。
これまでに扱ったヴィトゲンシュタイン、
鈴木大拙、エーリッヒ・フロム、吉田松陰
について令和哲学的に整理した内容でした。

今回のディスカションテーマは
「AI時代の真の自由とは何なのか?」でした。

5人の哲学者たちがビルディングをして
1階:すべての状況環境を
理解・説明・統制できる自由
2階:意思決定
3階:不自由の中の自由
4階:ポジションに没入集中
5階:理想の共同多体に向かう自由
となりました。

日本文明は1945年8月15日から77年は
アメリカを恨まず忍び難きを忍び、
耐えがたきを耐え、
集団武士道女性性の勝負をしました。   

それは不自由な自由のようにみえますが、
自ら決断・覚悟しているので自由がベースです。
出番を待ち、時が来たら
自らポジションを全うして
理想の共同体になります。

日本文明は、
鬱・自殺・殺人・戦争不可能な人間を
量産する時を待っていました。
待つ美学を貫き、
JAPAN MISSION、JAPAN DREAM、
JAPAN MIRACLEに没入して、思い切り
ポジションを全うできる時が来たのです。

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【20250312】真理の道を歩む条件とは 令和哲学カフェNo.974

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回はプレゼンテーターの原田卓さんより
パルメニデスの紹介がありました。
「あるものはある、ないものはない——
真理の道を歩む条件とは?」をテーマに
5名の登壇者より出された「エポケー」
「点が生まれる仕組み」「有と無の真逆の変化」
「動きの概念」「当たり前を全部切れ」という
キーワードをもとにディスカッションしました。

パルメニデスは「あるものはある、
ないものはない」と言った時に、
存在の変化・運動・移動を追求するのではなく
永遠不変の世界を追求することが
重要だと考えました。
しかし、存在のイメージがあるままで
「あるもの」を規定したことで、
誤った一元論になってしまいました。

「存在が動く」のではなく
「動きが存在させる」概念を取り入れることで
動きが素材となります。
永遠不変の動きから、
変化の動きが生まれる変化の一号は
「アルケー」がなぜ・どのようにつくられるのか
理解・説明でき、目の前の現実に
変化・運動・移動がありながらも、
永遠不変を認識できることで
「目の前の現実は何も変わっていないのに、
すべてが変わっていることが認識できること」と、
体の感覚を心の感覚へと
変化させることが可能になります。

私たちは今、目を閉じてみる夢と
目を開けてみる夢の
連続2段階夢の中にいます。
夢の外に出た時に、
夢の仕組みがよくみえるようになり
目の前の現実は終わりなく
変化・運動・移動が続きますが、
心感覚をつけることで
永遠不変の動きをみることが可能になります。
今まで人類は700万年間
夢の外に出たことがありませんが、
間違いなく今は夢の外に出る時です。

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【20250311】ライプニッツと令和哲学 BEST(最良)とは何なのか 令和哲学カフェNo.973

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は荒牧明楽さんから
ゴットフリート・ライプニッツの
プレゼンテーションがありました。

宗教的・政治的戦争であるドイツ三十年戦争
の時代を生きたライプニッツは
「宗教と政治の問題を解決する基盤作り、
対立しない統一理論の完成」を
使命としていました。
哲学だけでなく数学者としても
二進法の確立や微分・積分を発展させ、
半導体や宇宙開発に繋がる功績を
残した人物です。

今回は、彼の代表的な思想哲学である
・モナド論:世界はモナド(最小単位の実体)
ですべて構成されている
・予定調和:神の御業によって、
全モナドが互いに調和して働く
・最善世界説:神は数多くの世界から
最良のものを選択している
の3つを整理した上で
「BEST(最良)とは何なのか?」について
ディスカッションを行いました。

5人から出たキーワードをビルディングすると

  1. 境界線がないこと
  2. 無意味の意味 無価値の価値
  3. 目盛りのある心のものさし
    (完全言語1-5-1を使う)
    4.今ここすべてを使いきることができる
    5.完全循環
    となりました。

この世界はすべてエネルギーの
秩序体系で繋がっているので、
0101のように順序があります。
ですから予定調和は当然のことです。
宗教の神より9000兆倍すごすぎる源泉動きが
海となって、そこから生まれた魚たちはそ
の意思と繋がっているので、
本来は起きることはすべて無駄がないのです。

シミュラークルの世界、01の世界は
問題がない世界ですが、
人間の脳で認識するシミュレーションの世界で
色々な意味・価値をつけて
事件・問題を生み出しますが、
それは遊び感覚で楽しむものです。

その中で、日本の涙と出会ってしまったら
霊魂の自由主義ではなく
人類80億を悟らせる道である、
霊魂の進化主義の道を歩むようになります。
なぜなら、それはリベンジの道であり
歴史上の唯一無二、
人間の尊厳といえるものだからです。

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【20250310】教育チャンピオンとして天下統一するために必要な要素 令和哲学カフェNo.972

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェは
『私が1番好きな哲学者シリーズ』 として
ヴィトゲンシュタイン、鈴木大拙、
エーリッヒ・フロム、吉田松陰を取り上げ
令和哲学的整理で楽しく哲学できる
オンラインカフェをコンセプトに
開催しています。

金曜日は喜多島真由美さんより
吉田松陰のプレゼンテーションがありました。
吉田松陰を哲学者としてみて、
①自己の修養と内省②不断の努力と学び
③自立した精神などの哲学
について紹介していました。

ディスカッションテーマは「日本文明は
教育チャンピオンとして天下統一するために、
今どのような要素が必要か」でした。

5人の哲学者たちがビルディングをして
1階:真理の涙一滴
2階:リベンジの魂
3階:ノ・ジェス
4階:日本のリテラシー
5階:完全学問
となりました。

なぜ日本にノ・ジェスが必要なのかについて、
出演者からは日本の外側から日本文明の
再リテラシーをする人が必要だった、
そして哲学がないという日本の弱点を
完全学問で補い、間となって
日本の集団の魂の奥にある
大和魂を目覚めさせるためとありました。

色々な表現ができると思いますが、
知行合一とは、何を知り、
何をやるべきかの実践です。
天下統一するためにはシステムが必要です。

システム・歯車になるのが、
BEST BEINGな生き方であり、
それを伝えるBEST BEING塾です。
今年は駅前にBEST BEING塾を
1万300設立します。

それを通して、日本文明は
未来勢力を誕生させ、
歴史最大のパラダイムシフトを成し遂げ、
2030年に必ず大爆発が起きます。
脳の時代から心時代を
共につくっていきましょう。

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【20250309】社会変革を起こすために一番重要な哲学の本質とは? 令和哲学カフェNo.971

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は、塩見典子さんから
ジル・ドゥルーズについて
プレゼンテーションがありました。

20世紀は戦争や革命の続く時代でした。
ドゥルーズはナチス占領下のフランスで
10代を過ごし、国家権力の暴力性や
個人の自由を抑圧する支配構造を
問題視するようになりました。
ドゥルーズは伝統的な哲学の普遍的な理性や
絶対的な精神などは
個人の自由や創造性を抑圧するものと
批判しています。

前期ドゥルーズ哲学は差異の哲学で
同一性より差異を本質としました。
後期ではガタリと共に資本主義や
社会の人間の欲望について考察しました。
ドゥルーズ哲学の結論としては
世界は内在的な力の相互作用によって
無限に生成し続けるというものでしたが
それを社会変革の方向性にまで
繋げて示すことはできませんでした。

ディスカッションテーマは
​​「社会変革を起こすために
一番重要な哲学の本質とは?」でした。
​​ドゥルーズ哲学の限界、
​​哲学が社会に貢献する
究極のポイントとは何かについて語りました。

ドゥルーズは違いを強調していますが、
一元論や絶対世界を否定するので
これでは二元論になってしまいます。
人間が知るべきことは
「存在不可能」「知ること不可能」です。
死ぬことは知ることの終わりです。
悟りも知ることを卒業ですが、これは
脳を卒業することでもあり、
自己合一のことでもあります。
このように生死が一つになります。

無知の知、無概念の概念で
無為自然であるこの世界は
1番目の動きであり
人間の認識ではすごすぎて認識不可能です。
そしてすべてをオールゼロ化できる
共通土台なので観点を楽しむことができます。
歓喜・笑い・遊びがあふれる哲学が大事です。

ドゥルーズの世界では遊びができませんし、
違いの生成を強調するだけでは
愛になれません。
ドゥルーズはスクリーンの中の世界を語っていて、
違いを生み出す主体を
令和哲学でいう形状記憶+αとみていました。
脳が違いだけ取ってみるため
SVが生まれます。

スクリーンの外である「1」を
ディファインできなかったドゥルーズは、
差異を生み出すのは「1」が自分を知るために
錯覚独立している自分を
生成させるためであることが
わからなかったと思います。

違いを生み出し続けるのも共通土台を
どうしたら持てるかに向かっています。
相対世界では
エントロピー∞になったらゼロに戻って
違いのない世界にいくしかありませんが、
一元を否定したドゥルーズは
苦しかったと思います。

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【20250308】令和哲学カフェ特別企画 第54回ブックダービー「知のB1」特別企画 開催報告

おはようございます、ノ・ジェスです。

ブックダービー「知のB1」とは
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
「この時代の人たちに一番読んでほしい本」
ナンバーワン決定戦として
リテラシー力を競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。

2025年のテーマは
【AIの大津波が来る前に 
人間に必要な真逆の変化とは?
「心×人間×AI 新産業・新職業 開拓戦」】
として、AI時代の新しい職業・産業の開拓に
繋がる情報・知識・技術が詰まった本を紹介し、
令和哲学的観点からリテラシーしていきます。

今回も興味深い本がたくさん紹介されました。
順位発表については、
令和哲学者としての観点で
ゲーム感覚のお楽しみとして
行っておりますのでご了承ください。

最後の最後まで1位と2位は迷いましたが
第1位となったのは
『Dr.STONE』 Boichi 著、
稲垣 理一郎 原著
佐藤 周之 騎手です。

少年ジャンプの漫画本で、石化で滅んだ文明を
ゼロから復活させ宇宙へ挑む
科学冒険マンガです。
テーマがとても面白かったです。
作者にお会いしてみたいですね。
騎手が、人生の中で
一番面白い本を持ってきたという
心の興奮もよく伝わってきました。
主人公の「唆るぜ(そそるぜ)」という口ぐせも
興味や感情を引き起こして
何かをしたい気持ちにさせる
心の感覚を思い起こさせます。
未来勢力に貢献すると思いました。

第2位は
『生殖記』 朝井 リョウ 著
美談 年民 騎手です。

「使われない機能は淘汰される」という
表現がありましたが、今からの時代は
脳機能は淘汰されるという
面白い表現を提供してくれました。

3位以下は次のようになりました。

第3位 『アンパンマンの遺書』
やなせ たかし 著
岸川 幸代 騎手
「逆転されない正義」が印象に残りました。

第4位 『問いの編集力
思考の「はじまり」を探究する』
安藤 昭子 著
小川 結紀 騎手

第5位 『これからのAI、
正しい付き合い方と使い方
「共同知能」と共生するためのヒント』
イーサン・モリック 著、久保田 敦子 翻訳
森 智樹 騎手

今回も素晴らしい本を紹介いただき
ありがとうございました。
AI時代にどんな職業、産業が生まれるのか
そこに貢献できるコンテンツの道を
共にガンガン探していきましょう。

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【20250307】「我思う故に我あり」が哲学の第一命題になれなかった理由とは? 令和哲学カフェNo.970

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。

今回は、冨沢亮太さんから
ルネ・デカルトについて
プレゼンテーションがありました。

デカルトは近代哲学の出発点といわれ、
古代のものの観方から
近代のものの観方を提示し、
近代哲学・科学・フランス革命に
大きな影響を与えたといわれています。

デカルトは哲学の第一命題を、
『我思う、ゆえに我あり』(コギト・エルゴ・スム)
「世にはなにもなく、天もなく、地もなく、
もろもろの精神もなく、物体もない。
まだ、境界線もなく、
ただ『考える自分』だけがある」
と定立しました。
そして、キリスト教的な神ではなく
自然理性により扱われる神によって、
「自分」を含めたすべてが
無から生み出されたと考えました。

今回は、
「『我思う、ゆえに我あり』が
哲学の第一命題になれなかった理由とは?」
をテーマにディスカッションしました。

「我思う」は、
脳で思う認識と心で思う認識があります。
今回のプレゼンテーションでの
デカルトの「我思うの我」は
体の自分ではありませんでしたが、
「我あり」の有の定義については、
カントのいう時空間の中に
現れるものを指す有か、
nTechのいうどこにも依存せず
自ら存在するものを指す有かは
鮮明ではありません。

「我思う」が心の認識であれば、
一番速いスピードの動きであり
一元となります。
この一元から始まる何かを
デカルトは神といいましたが、
「我」を神とはいえませんでした。
「神一つしかない」の一元で
勝負できなかったのです。
ですから神が点のない純度100%の心・
一番速いスピードの動きであれば、
「我あり」は青い点・
二番目のスピードの動きです。

一元なら存在不可能・
思うこと不可能・知ること不可能なので、
その「我」は思えないし
「~がある」という概念もありません。
ですから、デカルトは「我思えない、
ゆえに我無い」といえれば良かったのです。

一元の世界とリアリティ存在の世界の
二つがあるからデカルトは二元論だと
単純に否定されることがあります。
しかし私は、一元論について
デカルトはギリギリまで語っていながら、
神を否定できなかったことで
二元論に留まってしまったのだ
と考えています。

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