【20250825】AIの情報ネットワークを人間はどのように超えることができるか 令和哲学カフェNo.1013

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
「BEST BEING塾を哲学する
― 哲学の限界に挑戦する ―」をテーマに
月曜日開催がスタートしました。
8ラウンドでは完全学問・完全教育を
具現化させていくBEST BEING塾の
あり方・思い方・やり方の哲学を
深めています。

今回のシリーズでは
『NEXUS 情報の人類史』と
BEST BEING塾の有り方・思い方・
やり方哲学をメタフォーさせていきます。

第2回は第1章の情報とは何かについて
塩見典子さんから
プレゼンテーションがありました。

人間を支配してきたものが
情報ネットワークですが、
人々を結びつけることをしても、
愛と平和をもたらすことはできず、
戦争の道具に使われてきました。
AIの情報ネットワークは
人間の情報ネットワークを
遥かに凌駕していきますが、これを人間は
どのように超えることができるのでしょうか。

ディスカッションでは「情報の弱点と、
その弱点をどのように
超えることができるのか」について話しました。

情報は人と人を繋げて、
今までの歴史文明を支配しましたが
平和をつくることができませんでした。
情報はデータとデータの繋がりです。
データ自体がすべて間違っている、
不可能だということを明確にできて
情報の根っこを切れば
すべてのデータは無意味・無価値になります。
今までの情報知識を
無意味・無価値にさせることができないと
今までの歴史文明の争いをクリアできません。

今のデータの基本単位は「存在が動く」で
すべてのデータの共通点が
「存在が動く」なのです。
これを「動きが存在させる」にさせます。
多様な存在の変化・運動・移動は
動きによって成り立っています。

「存在が動く」はなぜ失敗するのか。
ある形式の論理体系には完璧な論理はなく
証明不可能な命題が存在し、
それを証明するために
必ず上位体系が必要になるという
ゲーデルの不完全性定理でも否定されています。
「動きが存在させる」からみれば、
存在が生まれる時、終わる時には、
動きがマンネリになって苦しくなると
間が生まれて別次元が絶対必要になるので
そのことがよくわかります。

今までのデータは
映像スクリーンだけのデータです。
バックスクリーン、スクリーンの外を
取り入れた情報はゼロです。
データのフォーメーションをゼロにし、
点すらない世界を扱うのがnTechです。
ディスカッションで原田さんの
インフォメーションの問題を
アンフォーメーションで解決するという
発想・造語は素晴らしかったです。

AIが使う情報の最上位概念を
アンフォーメーションと繋ぐようにすれば、
アンフォーメーションが最上位概念になります。
心時代が来るのでこのような単語も
出てくるのだと感動しました。

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