おはようございます。 Noh Jesuです。
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「考え」とは何でしょうか?「人間(自分)」と「考え」にはどのような関係があるのでしょうか?
考えが人間(自分)なのではなく、考えはあくまで人間(自分)の一部分です。 しかし、考えは止め処なく出てくるものなので、考えがあたかも自分のように錯覚してしまいやすいのです。この状態は、自分が考えに支配されてしまっていることを意味します。考えに支配されていると自分が知っている世界が絶対だと思うので、気付きや感動が溢れません。
民主主義革命を通して、人間は王という「外」の支配権力から自由になることに成功しました。しかし、「考え」という自分の「中」にある支配権力から自由になっていないのが人類の現在地です。考えと自分の主従関係が逆転して、考えに支配されてしまっているのです。
その意味で、人類はまだ「人間の尊厳性」を獲得していないのです。