おはようございます。Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業化」「悟りの産業化」を実現するためのキーワードを毎日発信しています。
先日から「半導体の次の新素材が日本の底力を爆発させる」をテーマに配信しています。
みなさんは、技術のイノベーション(革新)に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?技術のイノベーションは、生産性の向上をもたらし、私たちの生活を便利にしてきました。しかし、技術のイノベーションが進めば進むほど、雇用を大量に奪い、貧富の格差を生みだしてしまうというマイナスの側面があります。
今や出荷台数が10億台を超えるといわれるスマートフォンを例に考えてみれば、それまで個々に購入していたデジタルカメラ、音楽プレーヤー、ゲーム機も、スマートフォン1台あればこと足ります。また、スマートフォンがあれば、新聞・雑誌・書籍も読めますし、映画も観ることができます。スマートフォンができたことで、それ以外の製造業などの市場が縮小し、どのくらいの雇用が消えたのでしょうか。
ロボットも同様です。人間が今までしていた仕事がどんどんロボットにとって代わられているのです。特に、近年の科学技術のイノベーションが、雇用問題悪化の一因となっているのです。科学技術のイノベーションが進めば進むほど、いろいろな会社を倒産させながら、技術を持っている会社だけが成長するようになるのです。
誤解がないようにお伝えしますと、科学技術のイノベーションが悪い、と言いたいのではありません。この雇用問題を一掃するには、まったく違う技術、differentな技術が必要だということをお伝えしたいのです。