おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は「フッサールと令和哲学」をテーマに、
令和哲学カフェ第103回が開催されました。
いつも多くの方にご参加いただき
ありがとうございます。
フッサールは
現象学を体系化した哲学者ですが、
近代哲学の父といわれるデカルトの
限界も語っています。
“意識”と“対象”を分離して、
二元論で整理したデカルトに対して、
フッサールは、“意識”と“現象”が
どういう関係なのか
「経験構造(認識形式)」と
「現象(認識の結果)」の関係を整理して
新しい概念に到達しようとしたのです。
「エポケー」という
判断停止、判断保留の概念を推奨し、
「志向性」という構造を持つ
純粋意識に還元して
物事の純粋な本質を獲得することを促しました。
それは、令和哲学で
「目でみちゃダメ」と言っている世界です。
フッサールは純粋意識への還元を通して
一元論から解析しようとしましたが、
意識のレベルにとどまり、
数学・物理学的な整理まではいきませんでした。
令和哲学では「1・間・点」の構造で
数学・物理学も取り入れて
明確な整理を行っていきます。
次回の令和哲学カフェは
10/22(木)21時から
WHTを通してフッサールを理解していきましょう。