おはようございます。ノ・ジェスです。
一昨日は第113回令和哲学カフェ
「ウィトゲンシュタインと令和哲学」1日目
が開催されました。
毎回多くの方にご参加いただき
ありがとうございます。
ウィトゲンシュタインは、
人間を理解するためには
言語の使用形式が非常に重要だと述べ、
言語によって
哲学のパラダイム転換を
起こしました。また、
哲学の終焉を宣言した哲学者でもあります。
哲学の問題は思考表現にあると規定し、
「話すことができないことには沈黙しろ」
と言いました。
令和哲学の観点からみたら、
ウィトゲンシュタインのこういった発言からも、
完全認識に到達した哲学者である
と解説することができます。
哲学を追求し、哲学の問題を指摘した
ウィトゲンシュタインですが、
要素命題の発見に失敗したことが
彼の後期哲学の中で明らかになっています。
言い換えれば、全ての事実を微分し、
主語と述語に分けたとき、
究極に分けることができない主語・述語
をディファインできなかったということです。
このように、源泉的動き「1」を
ディファインすることができなかったのが
今までの哲学の限界です。
令和哲学では、この「1」を規定したところから、
出発しています。
本来の自分を
ビン鳥※の外に置いておくことで、
ビン鳥の中を楽しむことができます。
そうすることで、今までとは全く違う
言語の使い方、新しいライフスタイルを
楽しむことが可能なのです。
→※用語集はこちら
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/
次回の令和哲学カフェは
11/6(金)21時からです。お楽しみに。