おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
がはじまり二週目に入りました。
皆さまから
アンケートでいただいている質問が
たくさん集まりましたので、
今回は折り返し地点としての
質問道場を行いました。
いつも遅い時間にみていただき
たくさんの質問をありがとうございます。
後半はロシアとウクライナの戦争を
どのように整理すればいいのかについて、
5人の哲学者と共に話し合いました。
戦争をどう終わらせるのか。
今世界では2つのパターンの
エンディング方式が言われています。
1つはロシアが勝利するエンディングです。
このままずっと戦争を続けられても困るので、
ドンバスまではロシアの領土と認めて
戦争を早く終結してほしいという論理です。
もう1つは
ウクライナが勝利するエンディングです。
ロシアには徹底的に戦争を起こした
責任をとらせる必要があるため、
二度と軍隊の力で
信念・理念を貫くことができないように、
昔占領した領土であるクリミア半島まで、
ウクライナの領土として返還して
終わらせるべきだという論理です。
前者を平和、
後者を正義のエンディングとするならば、
日本は何を選択するべきでしょうか。
目先の平和を望む声はわかりますが、
今世界がロシアの勝利を認めることは、
力がある軍隊を持った国が、
大義名分を立てて領土を広げることを
承認することになります。
もしそうなれば、
今後中国が同じように
台湾の侵略を考えることも、
北朝鮮が核爆弾を道具にして
韓国を取りにくることも、
ロシアの日本侵略も
認めるようになるかもしれません。
今回の選択は、そのくらい
世界の方向性に影響を与える
重要な選択であり、
鮮明にする必要がある問題なのです。
私は、リスクがあるとしても日本は
ウクライナの勝利のエンディング、
正義を主張するべきだと思います。
平和ボケも目覚める必要があります。
軍隊を使って自分の主義主張をすることは
とうの昔に終わっています。
人間の尊厳の時代では、教育で語って
自分の主義主張を具現化するべきです。
自由主義のリーダーであるアメリカが
戦争のゴールを鮮明にしない今
日本が人間の尊厳をもって
ピースリーダーシップをとる時です。
自由主義の陣営をしっかり団結させて
戦争を終わりにするべきです。
日本がピースリーダーシップを発揮して
正義とは何なのかを
鮮明に世界に伝えることで
この戦争の整理が起きるでしょう。
岸田総理にお願いしたいです。
それをきっかけに日本は目覚め
人間の尊厳を具現化していく
共同体になっていくことでしょう。