おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
7ラウンドでは「お母さんを哲学する」
のテーマで哲学者5人を選び、
ジーニマムプロジェクトとの
コラボレーション特別バージョンで
開催しています。
今回は精神科医で心理学者の
ジークムント・フロイトについての
プレゼンテーションを行い、
後半ではディスカッションの流れで
進行していきました。
出産するとはどういうことでしょうか。
アナログ言語からみたら、
お母さんの体の中から外に出ることを
出産といいますが、
ここで言う出産とは
第2の誕生を指しています。
ソクラテスは産婆術という問答法を使い、
若者を精神的に出産させるために
質問を投げかけ、
第2の誕生を働きかけました。
デュオニソスの師匠であるシレヌスは
誕生しないことがいいと言い、
釈迦は不生不滅と言うように、
本来の出産とは、
有から有が生まれるのではなく
無から有が生まれることなのです。
シレヌスは、誕生しないことが
なぜ一番の知恵と言ったのでしょうか。
シレヌスからみたら宇宙がないところから
宇宙が生まれることは矛盾しているのです。
釈迦は渇愛という言葉を使って、
生まれることは大きな苦痛だったのだ
と表現します。
日本文明は
精神文明を出産できるのでしょうか。
宇宙が誕生したことで
時間、空間、存在を出産しました。
日本文明から新人類が誕生するためには、
出産する側と出産される側ができるのは
どういう仕組みなのかがわかることです。
令和哲学カフェでは、
無から有ができる仕組みの理解を通して
真の女性性を発揮できる人を誕生させ
精神文明を誕生させる場を
つくっていきたいと思います。
現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。