おはようございます、ノ・ジェスです。
先日は令和哲学カフェ特別企画として
好評のブックダービー“知のB1”
第25回目を開催しました。
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
毎回5つの所属クラブから1名が出場し、
1年を通してクラブチーム対決をします。
いつも興味深い本ばかりで
順位の判定に困りますが、あくまで
ゲームとしての順位と思っていただけたら
と思います。
今回の第1位は、
Club Quantum所属、大川真騎手
『コンヴィヴィアリティのための道具』
イヴァン イリイチ著です。
キーワードとして「夜明けの晩」のイメージが
書かれていたことを評価しました。
落ちるところまで落ちた時に、
マイナーがメジャーに
メジャーがマイナーになる大反転がくる
産業社会がひっくり返され
共同体が優先になることまで
描かれていますね。
第2位は、Club Particle所属
山中 浩司騎手
『東京卍リベンジャーズ 』
和久井 健著です。
決定された脳に負けずに、
何度もチャレンジして
運命を変えようとするのは、再解析ができる
心の意思そのものの意味です。
1番と迷うくらいすごい内容だと思いました。
第3位はClub Motion所属
大場 龍夫騎手
『サイバー文明論
ー持ち寄り経済圏のガバナンスー』
國領 二郎著です。
プラットフォームの創建の重要性が
強調されていました。
第4位は、Club Power所属
池末 裕美騎手
『テクノロジーが予測する未来web3、
メタバース、NFTで世界はこうなる』
伊藤 穰一著です。
第5位は、Club Field所属
石川 暢子騎手
『語学の天才まで1億光年』
高野 秀行著です。
事前投票での期待は1位でしたが、
言語の中心概念、
言語世界のコペルニクス的転回の
ポイントがあまり出なかったので、
残念ですが後ろから1位になりました。
5つの本、
どれも素晴らしいと感じましたので
是非皆さんに読んでいただきたいです。
次回は11/19(土)21時から開催します。
ぜひ楽しみにしてください。