【20221023】葉隠とハイデッガーの『死への先駆的決意』 SAMURAI哲学 令和哲学カフェNo.575

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
現在は「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めています。

金曜日は長岡美妃さんの担当で
『葉隠』を哲学しています。

今回は西洋の哲学者、
ハイデッガーと『葉隠』との共通点を深め、
ディスカッションしていきました。

『葉隠』では人間の本性は
生と死にあるといっています。
また、ハイデッガーは
死への先駆的決意によって、
自己の真の実在を
確立することができるといい、
生と死を
どのように認識するのかが重要になります。

なぜ人間だけが死を思えるのでしょうか?
生命とは、
生きることを命令された結果物です。
日本には侍の文化がありますが、
命令された通り
1分1秒も長く生きるのは恥になります。
一生懸命生きることではなく、
生きることと死ぬことを超えて、
自分に命令している相手を徹底的に探して
制圧・征服すること。
その絶対的主導権をもって生きることです。

そのためには、永遠不変な動き、
心の動きを理解することが必要です。
そして、宇宙のロゴスがわかることで
人間の考え、環境、状況、
変化に引きずられず、
自分のゲームや自分の感情も
自ら設計して楽しみ、仲間を増やすことです。

予測不可能な時代に
思考の基準軸をしっかり持って生きるのが
集団の武士道です。
信頼関係構築スピードをいかに早め、
愛の爆弾をつくることができるのか。
真の強さだけが実在する勝負で
燃え上がっていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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