おはようございます、ノ・ジェスです。
先日は、令和哲学カフェ
特別企画として好評の
ブックダービー「知のB1」第44回を
開催しました。
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
「この時代の人たちに一番読んでほしい本」
ナンバーワン決定戦として
リテラシー力を競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
「Beyond Crisis」シリーズがスタートし
1、気候変動をはじめとする環境破壊の危機
2、SDGsを掲げるも進展がみえない
持続不可能な危機
3、AI活用による尊厳破壊の危機
4、貧富格差による共同体破壊の危機
5、人間関係が築けないことによる
少子高齢化の危機
という5大危機に関連する本を取り上げ
深めていきます。
今回も日本の命題となる、
すばらしい本たちの対決でした。
順番を決めるのは難しかったですが、
以下の順位をつけさせていただきました。
第1位 村上 杏奈 騎手
『岡本太郎と太陽の塔 増補新版』
平野 暁臣 著
大阪万博を日本からのメッセージとして
発信することはとても重要です。
太陽の塔は尊厳軸という解析にも
納得しました。
新人類にクォンタムジャンプを起こせるのか、
という日本文明のテーマを感じる本でした。
第2位 平野 大輔 騎手
『トランクの中の日本:米従軍カメラマンの
非公式記録』J.オダネル 写真、
J.オルドリッチ 著、平岡 豊子 翻訳
1945年の尊厳の涙が
凝縮されているのを感じました。
著者は強烈な尊厳の涙に
苦しみぬくことを通して
心の目でみた尊厳カメラマンですね。
第3位 永尾 雅也 騎手
『AIが答えを出せない 問いの設定力
AFTER AI時代の必須スキルを身に付ける』
鳥潟 幸志 著
環境や相手に支配されずに
今ここ問いを持ち続けること、
ビジョンストーリーを思い描くことの
大切さを訴えています。
BEST BEING共同体に
大きく貢献できる本です。
第4位 田中 佳奈江 騎手
『君は君の人生の主役になれ』
鳥羽 和久 著
今の教育に対する問題点を語っている本です。
当たり前、常識の枠から出て
人生の主役になってほしい、という
人間に対する勇気とエールが書かれています。
第5位 田沢 恵理佳 騎手
『どう生きるか つらかったときの話をしよう
自分らしく生きていくために必要な22のこと』
野口 聡一 著
宇宙に何度行ったとしても、
自分は何者なのかわからない、
後悔のない人生を送るには
どうしたらいいのか、
という本質的な著者の悩みから、
人間の現在地と人類共通の
ニーズを受け取りました。
今の時代は、手段・道具の知ではなく、
目的知、完全知、無為の知が必要な時代です。
そんな時代の中で、知るだけで人間が完成する、
完全学問が完成しました。
目的知、完全知、無為の知を
理解する道具として、これらの本を読むことで、
より理解がシャープになっていくことは
間違いないでしょう。
今回の第44回のアーカイブ視聴は
こちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8W9rH24Q7s4&t=1427s