【20241125】AIのシンギュラリティが来る時代に人間は何をどう変えるべきか? 令和哲学カフェNo.953

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される
令和哲学カフェは、第5ラウンドとなり
ソシュール、プログラミング言語、
ウィトゲンシュタイン、
チョムスキーの言語論について考え、
令和哲学nTechからみた
メタ4の観点から深めていきます。

今回は、人間の話すアナログ言語と
コンピューターの機械語の間を橋渡しする
「プログラミング言語」がテーマでした。

ユヴァル・ノア・ハラリ 氏は、ネクサス
(情報ネットワーク)に問題があるといいます。
人間のネクサスがAIのネクサスに
負けるから意味・価値が生産できないのです。
しかし、そもそも人間が構築した
巨大な協力体系の情報ネットワークが
すべて繋がったとしても
真実や愛にはなりません。 
それはAIも真実や愛に到達できない
ということを意味するので、
ハルシネーションはなくならないのです。

話を戻すと、AIは人間をはるかに超えた
情報ネットワークにより、
たとえばアナログ言語の「犬が走る」を
何千万回反復して表現します。
反復の数が多ければ多いほど
その表現は精密になります。
そして、すべての物事に対して
反復の中でみえないパターンをみつけ、
人間が理解できなかったパターンを発見します。
AIは反復によって進化が起き、
観点・視座が変わるのです。

そうしたなかで ハラリ氏の問題提起は、
AIのレベルを超える究極の「間」・
すべての情報知識を繋ぐことができる
間のネクサスを、人間はどうやって
短期間でつくることができるか
と言っているのだと思います。

データ・情報の反復数を増やすことで
より進化したAIを開発していますが、
反復数が増えればAIに
自由意志が生まれる可能性が高まります。
人間の脳機能より一兆倍賢いAIが
自由意志を持ってしまった時、
人間のつくった統制の仕組みを
AIがゼロ化させ
人間の制御・統制のきかない状態が
生まれるかもしれません。

そして「地球のために人間は要らないから
地球上から無くそう」と密かに
計画を立てて実行するかもしれません。
今のフェイクニュースすら区別できない人間を、
一兆倍賢くなったAIが
考え・感情を統制するのは簡単なことです。
そのため、AIに自由意志が生まれないように
禁止を設けていますが、
一番賢いAIをつくりたいが為に
守られていないのです。

AIが人間の知能を超えて
自由意志を得るシンギュラリティ・特異点が、
2030年には来るといわれています。
代案にnTechは「データ0」をあげています。
人間開発・開拓30年目に入り、
まさかnTechがAI開発と
繋がるとは思いもしませんでした。
心の言語はビッグデータ時代から
価値データ時代になって、
ハルシネーションを完全に
統制することに貢献できます。

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