おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。
■■コラム 共通土台ゼロの個人主義の限界をどう解決するのか?
R指定作品でありながら異例の大ヒットを
飛ばしている映画「ジョーカー」では、
現代人の精神状態と暗鬱な暗闇の社会が描かれています。
不信、不安、恐怖がどこまでも広がり、
まるで個人主義が末期癌を迎えているような
救いようのない世界です。
人間は誰もが、
自分だけの映画をみて、
自分だけの宇宙を持ち、
自分だけのゲームをしています。
つまり、共通の土台がないということです。
このような共通土台ゼロの心では、
不信や不安、恐怖は蔓延し、
摩擦や衝突も続き、
その結果、孤独感や孤立、疎外感が募り、
ますます人と協力関係を結ぶことはできなくなります。
さらに情報過剰な現代社会では、
知識が増えれば増えるほど、相手に対しても
自分に対しても厳しくジャッジするようになってしまいます。
では、
このような共通土台ゼロ状態の
個人主義の限界をどうやって解決できるのでしょうか?
そのためにはまず、
共通土台ゼロを生み出す根本原因が、
「脳の観点」であることに気づくことです。
それを写真とカメラ(レンズ)の関係で
例えてみると、写真という結果物は、
カメラのレンズ(の性能)によって生み出されます。
私たちの目の前に広がる
この現実世界が「写真」だとしたら、
それを成り立たせているカメラ「レンズ」に
相当するものが脳の観点です。
さらには、その脳の観点(レンズ)が
何によって創られて、
どんな作動システムによって、
この現実世界(写真)を生み出しているのか、
それを観察できる技術がnTech(認識技術)です。
脳の観点(レンズ)を生み出す素材は、
源泉的な動きであるオリジナルマインド(本来の心)です。
それは、認識不可能、イメージ不可能、
感じることも不可能な無境界線、
無ポジション、無方向性の
動きそのものであり、無限大と無限大の
対称性によって成り立つ世界の根源であり、
宇宙の根源でもあります。
この源泉的な動きを明確に規定することで、
レンズ(脳の観点)や
レンズの結果物(現実世界)も含め、
全てが源泉的な動きに溶け、共通土台が無限大になります。
つまりは、共通土台ゼロと共通土台無限大が
今ここの現実を成り立たせている
ということであり、ゼロと無限大を活用した
心人間で生きること、すなわち、
今ここ大自由の心で生きることによって
共通土台ゼロ状態の個人主義の限界を解決できるのです。
本日も読んでくださり
ありがとうございました。