おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第61回令和哲学カフェが開催されました。
毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
新テーマ「ドゥルーズと思考」が始まり、
WHT※のテーマは
「人間の実践行動の根拠は何か」でした。
ドゥルーズを令和哲学とつなげてみると、
いつも今ここ新しい出会い、
新しい事件が生まれていて、
何一つ決定されていることはないと言えます。
今ここ、自分の自発性、主体性、
能動性をもって生きられる。
だから何があっても
すべて自分が統制する、
という自信感に溢れます。
基準点を自分で決定する決断をした時、
ニーチェやドゥルーズの
哲学が入った実践行動は、
足りないところを
条件反射的に埋めようとする、
「欲求」が土台の行動ではなくなります。
ドゥルーズの主張する「欲望」の概念は、
「欲望」とは今すでに満たされていて、
新しく創造するエネルギーに
満ちている状態からの出発です。
令和哲学でも、
×から〇の変化ではなくて、
〇があふれている、
心が満たされている、
と表現しています。
そして、その「欲望」に満たされている時、
自分がどんな事件を
起こしたいのかが重要です。
人類75億人が協力するような
事件なら情熱が出てくるでしょう。
さらに、それが
自分のためにもなることであれば、
自分の存在意義にもつながり、
もっと燃え上がることができます。
これほど大きい実践行動なら、
体の本能・欲求に
左右されることが少ないでしょう。
日本の皆さんの中には、
明治維新をおこしたサムライが必ずいます。
人間に条件反射させる
脳に勝利する「心」を、
全世界に形化して届けられるのは
日本のミッションだと思います。
次回の令和哲学カフェは
8/21(金)21時から開催します。
どうぞお楽しみに!