おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。
■■コラム 学校教育における最大の盲点とは?
今の子どもたちは昔とちがい、
生まれたときから
あふれるばかりのモノに囲まれ、
情報の大洪水の中にいます。
こうした社会の変化の中で
子どもたちにとっての
学校に対する「憧れ」の気持ちは
どんどん失われてきています。
インターネットを検索すれば、
知りたい情報が
すぐに手に入る時代に、
なぜ学校へ行く必要があるのか?
学校へ行っても、
なんのために学ぶのか、
なんのために生きるのかが
わからなければ、
学校に対する憧れを
失ってしまうのも当然だと思います。
子どもたちひとり一人が、
生涯を通して、
主体的、創造的に
生きていくために必要な
資質や能力を身につける。
その基礎を築くことが
学校の役割であるとするならば、
そのための明確なゴールと
持続的なモチベーションの維持、
好奇心の維持に失敗している
今の学校教育には
根本的な変革が必要となります。
じつは今の教育には
最大の盲点があり、
だれも今まで
その問題を提起していません。
では、
その最大の盲点とはなんでしょうか?
それは、観点の問題と
変化の仕組みを知らないまま、
いわば不完全な
学問と教育をベースに
学校教育が
展開されているということです。
人間の脳は、
一度取り入れた情報(データ)を
ゼロ化することは
できない仕組みになっています。
なので、不完全な
学問と教育によって
不完全な情報知識を
無意識的に絶対に正しいと
思い込んでしまうことで
観点の問題が生まれてしまいます。
観点はひとり一人ちがうものですが、
ちがったままだと摩擦や衝突を生み、
だからといって
一緒にしてもまた問題です。
観点を
否定しても肯定しても問題ですし、
自分の観点が完全だと思っても
不完全だと思っても問題は生まれます。
観点は
いつもずっと使っているものなのに
今までの人間は、
これらの問題に気づかずに
質問をし、答えを探そうとしてきました。
根本的な問題がわからない状態では、
無意識深くで不安にもなり、
足りないものを求めたり、
批判しあったり、
決めつけあったりと
人間関係はうまくいかず、
みんなが傷だらけの
世の中になってしまいます。
真の学問と教育とは、
観点の問題とつなげて
世界の根源とはなにか、
人間とはなんのために
どう生きるべきなのか、
その答えにつながって
いくことが大事なのです。
子供たちの
人間形成の基礎をつちかう学校で
人間とはなにかの
根本がわかっていないことは
学校教育における
致命的な問題であり限界です。
”観点の問題”を学問と教育の
最優先課題にすることが重要なのです。
そのためには、
今まで人間が使っていた
5感覚脳の観点の外へ、
つまりは真実の世界ともいえる
人間の無限の可能性そのものの世界へと
人間の基準点を
大きく変える必要があります。
このような観点の次元上昇がおきて、
変化の仕組みがわかったときに
人間の認識構造が変化し、
社会の構造も変わります。
それが教育革命なのです。
本日も読んでくださり
ありがとうございました。