【20200910】令和哲学カフェ~連日開催中!1期テーマ「美学」No.75

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は、第75回令和哲学カフェが開催されました。

毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。

「ウィトゲンシュタインと言語」4日目は
「意味とは何なのか(what)」
についてWHT※を行いました。

人間は、何のために生きるのでしょうか。
自分の実践行動は何のためにやるのでしょうか。
日本人は「役に立ちたい」
と言う人が多いですが、
「役に立つ」ということを
モチベーションにしてしまうと、
相手の役に立つというイメージで、
受動的になってしまいます。

能動的になるには「意味」が必要です。
あなたにとっての意味とは、
私にとっての意味とは、
歴史的な意味、時代的な意味、
人生の意味とは何なのでしょうか。
意味はなぜ成立できるのでしょうか、
意味はどうやって生まれるのでしょうか。

「意味」をマスターすることができれば、
意味のある実践行動をすることができて、
意味のある大事件を起こすことができます。

意味とは、ただそのままであれば生まれません。
今までの伝統をすべてひっくり返すことによって
「意味」になってくるのです。

ですから、哲学者は自分よりも前の哲学者の
すべてを否定します。
ALL NO することで、
新しい概念が生まれるのです。
哲学自体は、
新しい概念を拡張させる世界です。
否定といっても、今までの哲学者たちが
語ったことをすべて理解した上で、
それらに共通する問題点を規定して、
今までにない外の世界を
取り入れていくことなので、
それは否定にみえるけれども、愛でもあります。

ウィトゲンシュタインは、
今までのすべての哲学の問題が
言語にあると否定しました。

言語で受け入れることができる概念と
できない概念を明確に分けることによって、
哲学のすべての問題の解決と
完成を宣言しました。

彼自身は、言葉で受け入れることができない
本物世界に到達したのだと思います。
令和哲学でいう
「無意味の意味」「無知の完全性」の世界です。
ただし、メタ言語は作ってはいません。

令和哲学では、
その世界に到達するまでの道具として
イメージ言語を発明し、
誰もが突破していく道を案内していきます。

→※用語集はこちら
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/

次回の令和哲学カフェは、
9/10(木)21時から開催します。

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