【20210504】変化のストーリーvol.1 令和哲学カフェ

おはようございます。ノ・ジェスです。

今回は、読者アンケートで
取り上げてほしい内容に
ご要望のあった中から、
2021年は「人が拓く」年でもあるので、
変化ストーリーをお届けしようと思います。

今年3月に令和哲学カフェの
ファシリテートをしてくれた、
令和クリエイターの川口泰輝さんです。
川口さんは650グラムの
超低体重で生まれました。

発達障害と診断され、幼少期は
いたずら好きな少年として育っていきます。
やんちゃをしてよく怒られたそうですが、
そのことで、怒られることは
彼にとって非常に緊張を強いられる
ショックなことになりました。

大人になるにつれて発達障害の症状で、
頭の中にあふれる考えの制御に苦労したり、
思い込みが強くて空気が読めない発言で
場を白けさせたり、段取りが組めずに
仕事をためてしまうことが悩みでした。

解決したくて、論理的に思考できるように
論理を学び、瞑想などで追究を始め、
考えをある程度制御できるようになりました。
その中で論理としての仏教の価値を感じ、
悟りの追究にも励んでいきました。

誰も怒られず尊厳が守られる世界を
つくりたいと思っている中、
令和哲学と出会い、
感情手術を受けたことが
変化の転機になったそうです。

「私の尊厳を無視するな」
というキーワードを聴いた瞬間、
心の奥底で待ち続けていた言葉を
代弁してもらえたと感じ、
ずっと蓋をしていた激しい憤怒の感情も
尊厳の涙からきていたのだと
自覚できたそうです。

捻くれて詰まっていたパイプが
真っ直ぐに通ったような感覚で、
すべての仕組みから
自分に起こる症状も説明したり
予測できるようになり、
そこから自分を統制する力も変化し、
今では発達障害だと気づかないと
言われる程に変化しました。

同じ障害に悩む人にも、
薬に頼らなくても
自分で自分を制御できる道が
開けることを伝えたいと話してくれました。

発達障害も精神疾患も脳機能の疾患で、
障害は人間の機能を制限させるもの
ではありますが、技術は制限されません。
人間は技術により機能の進化を
促すこともできますし、
機能の制限によって
技術の進化が引き起こされることもあります。
その技術は完全学問である
令和哲学が完成させています。

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