おはようございます、ノ・ジェスです。
一昨日は令和哲学カフェ特別企画として
好評のブックダービー“知のB1”
18回目を開催しました。
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。
本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う、全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。
毎回5つの所属クラブから1名が出場し、
1年を通してクラブチーム対決をします。
今回も皆素晴らしく、
順位を決めるのは難しかったですが
ゲーム感覚で決めさせていただきました。
1位はClub Power所属の
美談まどか騎手による
『経営改革大全 企業を壊す100の誤解』
名和高司 著にしました。
今は不連続の時代であり、
日本の失われた30年に対して
問題意識をシャープに診断し、
代案も和力と表現していました。
人間関係が尊厳関係に変わるために、
IQではなくwin-win All-winにできる
真善美の善を知る力=JQ
(Judgement Quotient)まで
提案しています。
日本企業に対して、
「グローバルスタンダードは無い、
借り物モデルに騙されるな」という
メッセージが今までをAllZero化し、
一番の日本らしさを引き出す提案の
大きなプレゼントだと思います。
2位はClub Particle所属の
善家圭騎手による
『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ
ろくでもない近未来を迎え撃つために
書いたので読んでください。』
藤森かよこ 著でした。
人間至上主義をとてもわかりやすく、
「人間牧場」で表現しているこの本は
とてもセンスを感じました。
3位はClub Field所属の
えみる騎手による
『このあと どうしちゃおう』
ヨシタケ シンスケ 著です。
物質文明は末期がんである時代、
日常に生死を取り入れないことはおかしいと、
新しい人生メッセージを誰もがわかりやすく
考えられる絵本だと思いました。
4位はClub Motion所属の
渕野ひかり騎手による
『20代で得た知見』F 著』です。
世の中の人はみんな絶対孤独で、無感動だと
表現していたのはインパクトがありました。
すべてを疑えという筆者のメッセージと、
本物の自立は
人に迷惑をかけながら生きることだと
発想しているのも面白かったです。
5位はClub Quantum所属の
三浦健騎手による
『2030年の世界地図帳
あたらしい経済とSDGs、未来への展望』
落合陽一 著でした。「デジタル発酵」は
素晴らしい概念と思いました。
物の観方をアナログからデジタルへ変える
令和哲学の要素が入っていないのは
残念でしたが、
それでも価値観の融合をうたうこの本は
素晴らしいと思いました。
令和哲学では、童謡「かごめかごめ」を
瓶鳥の例えで説明してきましたが、
正に歌詞にある「夜明けの晩」が
今年と来年です。
脳の人間を卒業して、
心人間に次元上昇させることが出来る
日本文明の人類救済のプロジェクトに
スイッチが入り、それを具現化するのが
2022年、2023年です。
このタイミングを失ったら、2050年には
人類滅亡に向かうくらい重要です。
この問題を解決するには、
物質を変化運動させる物質文明から、
物の観方を
アナログからデジタルに移動させる
心文明に変化させることです。
東洋が西洋に負けた原因が
科学精神、哲学精神です。
これらを一気に超えることができる観察力、
即ち認識革命によって令和哲学は
共産主義VS自由主義プレートを、
脳VS心プレートに移動させたいと思います。