【20220612】自由の根拠はあるか 令和哲学カフェ No.486

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
5期の第2ラウンド目が始まりました。

今回はニーチェについての
プレゼンテーションがありました。
初めて「自由」と言った人は
個人の自由ではなく社会全体の
共同体の自由のことを言ったと思います。
共同体の社会エネルギーが
あなたを決定します。
日本に「2番でいい、アメリカ最高、
日本ダサい」のエネルギーが蔓延していたら
それがあなたをつくります。

人間は自由になれるでしょうか。
その根拠はあるのでしょうか。
どんな束縛から自由になるのかを、
5人の哲学者に語ってもらいました。

プラトンは肉体の自分は影であり、
その影から自由になれといいました。
究極のイデアの自分や日本に
戻れということです。
カントも誰かの決めたルールの
自然法則に従って生きるのではなく
道徳法則、自らのルールである
定言命法に沿って
新しい方向性を示すのが自由だといいました。

ニーチェは一番強者を制圧しないと
自由はないとしました。
一番強者である神が死んだのなら、
意味・価値をつくるのは自分自身となり、
英雄道徳で何をやってもよいかわりに
自分が責任をとることを諭しました。
77年間砂漠のラクダを通過した日本は
これからライオン、
幼子になると言うでしょう。

ハイデッガーは
形而上学から意味が生まれるとい
考えの束縛から自由になることを語りました。
世界内存在ではなく、
令和哲学のビン鳥の、ビンの外から
自分の意味・価値を決定するのが
現存在の実存的決断です。
イデアと繋がらない、
条件反射している自分は
実存的決断は不可能で、
イデアと繋がっているから可能なのです。

ドゥルーズ哲学は、今ここ接続だから
同じであるものは一つもなく、
今ここ新しいあなた、新しい出会い、
新しい接続、新しい意味があると言いました。

今、動物700万年の歴史、
物質文明を終わらせるタイミングに
日本文明があります。
一番強者のポジションを
獲得することが自由ですが
人間の脳の観点からも自由になると
心の秘密がわかり、
宇宙コンピューターがわかります。

そこからも自由になった先は
最高のチームプレーができる人たちの
共同体精神があります。
今までの最高の共同体精神は
明治維新でしたが、それよりも30倍、50倍
もっと燃え上がりアイデアあふれる、
全世界を巻き込み祭りにさせる
令和維新をやりましょう。

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