【20231113】令和のSAMURAIが発揮すべき勇気とは 令和哲学カフェNo.817

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

火曜日の侍は大場龍夫さんです。
今回は、映画『ブレイブハート』
を取り上げ、英雄の精神とは?の角度から
「勇気」とはどういうことなのかを深め、
テーマ「令和のSAMURAIが発揮すべき、
今必要なウォレスを超える勇気とは?」
でディスカッションをしました。

『ブレイブハート』は
スコットランドの独立のために戦った
実在の人物ウィリアム・ウォレスの
生涯を描いた歴史映画です。
映画の中でウォレスはどんな拷問にも耐えて
脳に負けない心をみせてくれました。
しかし、人間は
悟っていない状態では裏切るものです。
イギリスの植民地にしかなれないレベルの
腐っているエリートたちによって
裏切られてしまったウォレス。
その人たちを教育できなかった
ウォレスの限界はあったと思います。

共同体同士が衝突する中、
スコットランドの共同体には
イギリスの共同体を超えられる
中心勢力がありませんでした。
誰が理想の共同体を持つのか、
本当にこの世界を変えることができる
諦め不可能な夢や勝算のビジョンを
みせることができない勇気では
裏切りが生まれてしまうのです。

ウォレスが何度も絶望しながらも
それでも信頼して
挑戦するべきことは挑戦する勇気や
勝ち負けを超えて人間の尊厳を証明する、
その勇気は素晴らしいです。
しかし、個人のレベルで
心が脳に勝つDignity1.0ではなく
これからは共同体のレベルでの
Dignity2.0が必要です。

日本文明は独特で、
命に支配されない、体感覚に支配されない
本当の共同体の物語を持っています。
共同体が勇気の対決をしてきたのが
侍の武士道です。
日本文明は個人レベルではありません。
その意味で、21世紀令和侍は
ウォレスを超えていくでしょう。
共同体が宙船になって80億を救済する、
その勇気を持っているのが日本文明です。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231113】令和のSAMURAIが発揮すべき勇気とは 令和哲学カフェNo.817 はコメントを受け付けていません

【20231112】フロイトの無意識世界の限界とは 令和哲学カフェNo.816

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

月曜日の侍は小林隆人さんです。
月曜日は、なぜ今
「精神とは」なのかを深めていく中で
今回は「精神疾患とは何か」を
メンバーの西村莉香さんから
プレゼンテーションがあり、その後、
心理学の巨匠といわれている
ジークムント・フロイトについて
深めていきました。

フロイトの無意識世界は
映像スクリーンから
バックスクリーンを取り入れることで
無意識の世界を発見して
人間を拡大することには貢献しました。
しかし究極の拡張までは
至らなかった点が限界です。

人間が性的本能や攻撃的な本能
あるいは小さい時のトラウマに支配される
受動的人間であるとわかるだけでなく
人間は完全認識を通して
無限大可能性に戻ることが必要です。

そもそも人間は、
源泉動き、無限大可能性から
分離断絶したため
存在不安・存在孤独・存在孤立の
実存問題を解決するために
必死で頑張っています。

フロイトの人間に対する
”無意識に支配されている”という規定は、
精神エンジンの範囲です。
物質エンジン、光エンジン、
エネルギーエンジン、
心エネルギーもありますが
それらを取り入れられていません。
また、エネルギーの問題を
性的なエネルギーで整理しようとしており
宇宙・自然のロゴスには到達できませんでした。

それと、エネルギーの世界自体を
人間の性的エネルギーで表現しているので
エネルギーの基本単位や
エネルギーが女性性・男性性を
同時に持っている
ということがわからないため
量子力学と繋がることができていません。

自分が自分である理由
人間が人間である理由まで
明確に到達できた時に
その実存の問題は解決できるのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231112】フロイトの無意識世界の限界とは 令和哲学カフェNo.816 はコメントを受け付けていません

【20231111】真の自由とは? 令和哲学カフェNo.815

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

金曜日の侍は長岡美妃さんです。
今回は「自由とは」をテーマに、
哲学者サルトルの実存哲学を用いながら
プレゼンテーションしていきました。

ディスカッションでは
「精神の本質である真の自由の要素とは?」
をテーマに話し合いビルディングをしました。

今までの自由は、
サルトルが言う「偽りの自由」です。
欲望のままに生きることを指します。
ですが、それは受動的な自由です。
そこから、不可能性そのものに絶望し、
スクリーンの外に出ることで、
源泉動きそのものになり、
何でもなれる、何でもできる
能動的な自由を手にすることができます。

しかし、それも真の自由ではないのです。
何でもなれる無限大の可能性に
なりきった時に、ポジションがない、
物語がないことへの絶望がきます。
それが無間地獄です。
この能動性の自由の状態から、次は
無限大可能性の不可能性を突破して
再びスクリーンの中に入るのです。

変化の出発点を
生存意志から尊厳意志へ移動し、
やるべき使命をつらぬくこと。
それによって、自己規定ができ、
自分の物語をつくって
クリエイティブな生き方ができるのです。

今回は、本当の自由について、
美しい整理ができ感動しました。
真の自由を手にすることで、
共に心時代をつくっていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231111】真の自由とは? 令和哲学カフェNo.815 はコメントを受け付けていません

【20231108】目的知・完全知に到達する方法とは? 令和哲学カフェNo.814

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

木曜日の侍は一龍飛さんです。
龍飛さんは「精神とは」を考えた時に、
幕末から明治にかけて活躍し、
日本の礎をつくった人たちは
どんな精神で生きたのか
という問いを立てました。
そして彼らに共通する中心軸、
陽明学を取り上げました。

今回は陽明学の誕生背景と
陽明学とは何かのプレゼンテーションがあり
ディスカッションテーマは
「目的知・完全知に到達する方法とは?」
を話し合いました。

日本と朝鮮の近代化の格差を起こしたのは
陽明学です。日本は陽明学、
朝鮮は朱子学を重んじていました。
陽明学は正しくないことを正しくさせることで
完全知に到達するとして、
実践行動が強調されました。
武士道は刀を使うことで
達人になっていくので
陽明学がぴったりだったと思います。
命がけで戦った宮本武蔵だからこそ
『五輪書』まで書けたように、
依存するものを最後の最後まで切って、
到達する世界です。

朱子学は完全知しかないから、
しっかり物事を考えれば
完全知に到達するというものでした。

nTechでは現実はアナログ言語による
偽物の主語・述語があふれる
泡のようなものだから
正しくない=間違いと規定しています。
真理の刀1-5-1の活用で
目的知・完全知に到達できます。

精神が安定して立つには
「これは依存ではないだろうか」と否定し続け、
何にも依存せず自ら存在する
源泉動きと繋がることです。
AIの脳機能が人間の一兆倍のこの時代、
心時代に精神を立たせるには陽明学です。
どこからどこまでが泡なのか、わかった時に
完全知に到達することができるのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231108】目的知・完全知に到達する方法とは? 令和哲学カフェNo.814 はコメントを受け付けていません

【20231107】騎士道と武士道の共通点と違い 令和哲学カフェNo.813

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

水曜日の侍は池田健吾さんです。
健吾さんからは、「騎士道」の誕生背景を通して
精神についてプレゼンテーションがありました。

ラモン・リュイやレオン・ゴーティエから
始まった騎士道の歴史背景には
王位継承の争いや、
十字軍の聖地奪還、
英仏の百年戦争、
その後も宗教改革、フランス革命へと続く
激動の時代がありました。

その中で人間がどうあるべきか
神への献身、異教徒との戦い、弱者の守護
近世以降は、主君への忠誠、名誉と礼節、
貴婦人への愛、を掲げてきたのが
騎士道です。

西洋の騎士道精神と日本の武士道精神の
共通点と違いには何があるのでしょうか。
ディスカッションで出た意見を
一言でまとめてもらうと
共通点は「命以上に
大事なもののために命を使う」が出ました。
これは1分1秒でも長く生きろ、
と何者かに命令されている生命から、
宇宙論・存在論を突破していく
実存の突破意志と整理できます。

違いは「心があるか」が出ました。
武士道は、鈴木大拙のいう日本的霊性、
nTechでいう純度100%の心と
完全にひとつになるのかを重視します。
騎士道は、ひとつになるよりも
神の奴隷・道具となることを全うできたか
を重視しているようにみえます。
武士道は「自分は神になったか」と
騎士道は「神のいうことを聞けたか」の
違いではないか、という例えも
視聴者から出て、なるほどと思いました。

騎士道と武士道を比較してみると
日本の武士道が、自分の決断覚悟で
これが私の人生だと絶対的主導権をとり
人間最高最強のモデルを、共同体レベルで
つくろうとしたことがよくわかります。
生死を超えて誇れる戦いを追求する
武士道に対して、騎士道では
神を信仰しない人は悪魔として殺すような、
勝ち負け重視の世界です。

本物の精神文明は日本しかありません。
共同体全体が強くなろうとして
真の強さの人間をどんどん育てていく文化が
日本文明です。
心時代が本気で力を発揮します。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231107】騎士道と武士道の共通点と違い 令和哲学カフェNo.813 はコメントを受け付けていません

【20231106】AI時代に必要なSAMURAIの精神とは? 令和哲学カフェNo.812

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

火曜日の侍は大場龍夫さんです。
大場さんからは、
前回までの「人間とは?」のまとめや、
これから始まる
「SAMURAIに訊く、精神とは?」についての
プレゼンテーションがありました。

​AI時代に必要な
SAMURAIの精神とは何でしょうか?
AI時代に考えるべきことは、
人間尊厳の危機についてです。

日本文明は、
原子爆弾を落としたアメリカを
戦争犯罪国家にさせていません。
むしろすべてを受け入れすべてを手放し、
核爆弾を落とした
アメリカもなくしたほどです。
それが1945年8月15日の
日本の決断と覚悟であり、
AI時代に必要とするSAMURAI精神です。

日本文明は、不動愛、
人類共同体に対する運命愛があります。
一期一会を大事にして、
不動愛、尊厳2.0にいくのです。

今、人間にとって一番意味価値ある行動は、
知らない人に声を掛けて、
速いスピードで信頼関係をつくることです。
AIが活躍するようになれば、
人間は戦争かSEXしかすることがない
と言う声もありますが、
それ以上に人間にとって
一番意味価値ある行動は、
知らない人と仲良くなる
信頼関係構築スピードを高めることです。

異なる物語を持った人同士が繋がり、
人間クラウドをつくる。
知らない人に声を掛けて、
速いスピードで尊厳関係になれるのか。

100m走で、
初期は10秒を超えるかのスピードでしたが、
今は9秒を超えて、
どんどん速くなっています。
信頼関係構築スピードも、
そのようにどんどん速くなっていくのです。
そのような一期一会が活性化できれば、
共同体、尊厳2.0に繋がっていきます。
愛は、これまでのように1:1のレベルではなく、
全体がお互いを愛し合うことです。
それが、不動愛です。

スイッチの点1個で、
宇宙がある状態とない状態が 
理解、説明、統制ができる境地に
誰もがいけるようになります。
 
無限大可能性を手放して、
点の中にはまり込んだ不可能性そのものが
どうやって無限大可能性に戻れるのか。
無限大可能性に戻れる方法である
「スイッチ」を教えることで、尊厳1.0になり、
自分で物語をつくれるようになります。

その尊厳1.0と尊厳1.0が
繋がっていくのが、尊厳2.0です。
日本文明のアモール・ファティは、
尊厳2.0です。
相手を悟らせて底上げして
そこでフラットに繋がることができる。  
それが今やろうとしているのが
宙船プロジェクトです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231106】AI時代に必要なSAMURAIの精神とは? 令和哲学カフェNo.812 はコメントを受け付けていません

【20231105】豊かな心時代を拓くベストビーイング 令和哲学カフェNo.811

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期では10月30日より
さらに新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI5人と共に
「精神とは」を深めています。

月曜日の侍は小林隆人さんです。
隆人さんからは、「豊かさ」の角度から
精神について
プレゼンテーションがありました。

今までの社会は
生産性を指標としたGDPを追い続け、
産業革命・IT革命まで成し遂げ、
AI革命まで始まっています。
GDPは指標としての限界を迎え、
新たな指標として
ウェルビーイングが注目されています。
しかし実際は精神とは何かわからないままで
人間が目指すべき絶対的指標・基準が
不在の状態になっています。

人間の脳機能よりも
一兆倍と言われているAIが活躍する時に
人間は物質文明から精神文明への進化が
必要ではないでしょうか。
そのためには、人間の精神とは
何なのかの理解が必須です。
ベストビーイングがないと
ウェルビーイングもありえません。

プレゼンテーションを通し、会の中では
「精神とは何なのか?」をテーマに
ディスカッションを行いました。
どんな言語を使うかですべてが変わるので、
まず土台に言語能力を置きます。
それに基づいた義、決断と覚悟により
自分をどう思うのかの自己規定を行います。
その自己規定からストーリーやイメージ
可能性の範囲を持ち
秩序体系化・組織化させていく、
という5段階でまとまりました。

今は人間の脳機能を一兆倍こえるAI時代、
人間尊厳危機のAI時代、
そして自分の考えで考えたい
核個人の時代であり
本当に人の集結・結集・結束が難しい時代です。

この時こそ日本文明の共同体、
「さざれ石の巌となりて」の日本精神が
大活躍して、圧倒的な格差で
とんでもない偉大な事件を
どんどん起こすことができる
日本になっていくのではないか、という思いで
「精神とは」のテーマを扱っていきます。
豊かな心時代を拓いていくためには
「精神とは」をマスターすることが
大事だと思います。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

カテゴリー: 未分類 | 【20231105】豊かな心時代を拓くベストビーイング 令和哲学カフェNo.811 はコメントを受け付けていません