おはようございます、ノ・ジェスです。
令和哲学カフェはBEST BEING塾を
今年中に10300校つくるという流れから
月曜日と水曜日開催がスタートしました。
7ラウンドでは
人気ある哲学者1人を取り上げ、
完全学問・完全教育を具現化させていく
BEST BEING塾の
あり方・やり方・思い方・哲学を
深めています。
今回はプレゼンテーターの原田卓さんより
パルメニデスの紹介がありました。
「あるものはある、ないものはない——
真理の道を歩む条件とは?」をテーマに
5名の登壇者より出された「エポケー」
「点が生まれる仕組み」「有と無の真逆の変化」
「動きの概念」「当たり前を全部切れ」という
キーワードをもとにディスカッションしました。
パルメニデスは「あるものはある、
ないものはない」と言った時に、
存在の変化・運動・移動を追求するのではなく
永遠不変の世界を追求することが
重要だと考えました。
しかし、存在のイメージがあるままで
「あるもの」を規定したことで、
誤った一元論になってしまいました。
「存在が動く」のではなく
「動きが存在させる」概念を取り入れることで
動きが素材となります。
永遠不変の動きから、
変化の動きが生まれる変化の一号は
「アルケー」がなぜ・どのようにつくられるのか
理解・説明でき、目の前の現実に
変化・運動・移動がありながらも、
永遠不変を認識できることで
「目の前の現実は何も変わっていないのに、
すべてが変わっていることが認識できること」と、
体の感覚を心の感覚へと
変化させることが可能になります。
私たちは今、目を閉じてみる夢と
目を開けてみる夢の
連続2段階夢の中にいます。
夢の外に出た時に、
夢の仕組みがよくみえるようになり
目の前の現実は終わりなく
変化・運動・移動が続きますが、
心感覚をつけることで
永遠不変の動きをみることが可能になります。
今まで人類は700万年間
夢の外に出たことがありませんが、
間違いなく今は夢の外に出る時です。