おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、
過去の令和哲学カフェの質問道場からの
内容の一部をお送りします。
Q.日本の憲法についてのお話で、
KY(空気を読め)という風潮に対して、
シャープさが必要であると
おっしゃっていましたが、
もう少し詳しく教えてください。
A.本当の憲法というのは、国民が賛同して
個人の利益よりは共同体の利益を
優先する共和国をつくるためにあります。
色々な意見の違いを調整したり、
合意したり、妥協したり、
それでもダメなら多数決をするのが
民主主義ですが、大前提として、
共同体の利益を優先する事が
しっかり憲法にあった状態で
社会秩序をつくります。
日本は国民自体がKYの
「共同体のために全体を見ろ」
というベースがあり、
その点は共和国のようなのですが、
シャープさが必要です。
哲学がない中で「空気を読んで」も
それはただ何もしゃべらない、
主義主張が出来ないという
レベルになってしまいます。
ただ他の国は空気を読むこともなく
ただ自分の個人主義の主義主張をするので、
その観点でみればまだ良いと思います。
けれども、一人一人が
意思決定ができる状態で
100%、無限大に主義主張できるようになって
KYを言わないと、意味がありません。
令和哲学は日本の、
哲学が生まれにくかったという弱点をカバーし、
一人一人の中に意思決定構造をつくることに
貢献できる技術です。