【20221010】吉田松陰 留魂録 SAMURAI哲学 令和哲学カフェNo.566

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第5期
「Dignity Routine ~尊厳習慣~」
現在は「SAMURAIを哲学する」
がテーマです。
5人の21世紀SAMURAIたちが
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めていきます。

木曜日は原田卓さんと5人の参加者で
吉田松陰の死について深めました。

吉田松陰の留魂録(りゅうこんろく)を
私は名刺の下にいつも入れています。
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも
留め置かまし大和魂」
という吉田松陰の辞世の句ですが
彼は死の直前まで
「至誠にして動かざるものは
未だ之れ有らざるなり」
と自らの意思を貫いたそうです。

幕末の国難の時、吉田松陰が訴えたのが
「草莽崛起せよ」でした。
幕府や既存の勢力に頼ることができない今
在野の人よ、立ち上がれ
という強烈なメッセージです。

あの時代に幕府を倒すということは
とんでもないことでしたが、松陰は、
幕府のリーダーシップでは
日本の未来が危機であることを強く感じ、
幕府を倒す決断をして
牢屋に入ったと思います。
早く幕府を倒して新政府をつくらないと
中国のように4千万がアヘン中毒になる、
と切迫感と懇切さを持っていました。

そして幕府という
古い日本の下で呼吸することは恥であり、
必ず幕府を倒し
新政府の日本になるという確信を持ち、
武士として死ぬべき時を思い
自らの魂を遺したのだと思います。
ですから彼は今でも明治維新の時代の
ヒーローとして私たちの魂に訴えるのです。

吉田松陰の時代も、ジーザスの時代も、
歴史文明が大きく変わる時に
血を必要とする時代でした。
死ぬべき時を知り
死んだ後に永遠に生きる道があるならば
喜んで死んでいく、
それが松陰だったのではないでしょうか。
死を恐れずに徹底的に戦う姿勢をみせ
侍がやるべきことをやる、それが
絶対的主導権を持つことに
つながるのではないかと思います。

いま、1億6千万の日本が集団の侍となり
人類を救済できる時がきました。
血を流すのではなく言語の革命から
成し遂げていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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