【20240704】統制不可能な人生の不便さとは 令和哲学カフェNo.933

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェでは、
AI時代のBEST BEING、
To live bestな道を発見し、
共に歩むことを目的としています。

まずは5人の侍と
アドラー、フロイト、ユング、ラカン
4人の「心理学」を深め、
それらを令和哲学により統合して
上昇させるメタ4でお送りしていきます。

今回はジークムント・フロイトを取り上げました。
フロイトは精神分析学の創始者として知られ、
精神の異常は自覚できない無意識に
影響を受けていると考え
「無意識」を研究しました。

また、子供には幼児性欲理論に基づいて、
幼少期から思春期の成長ごとに
広義の意味での
性欲の発達段階があるとしました。
そして、心理性的発達理論やリビドー論、
親に対して抱く心理的抑圧の
エディプスコンプレックスについても
提唱しました。

ディスカッションでは、
「統制不可能な人生の不便さ」
について話しました。

フロイトは、無意識にある本能や
衝動・エネルギーのアルゴリズムは
統制不可能で、人間は
無意識に支配されているといいました。
では、無意識的な衝動やリビドーを
理解・説明・統制することは不可能でしょうか。

基本的に映像スクリーンを決定するのは
バックスクリーンであり、
心・エネルギー・物質で表現すると
エネルギーです。
エネルギーは、場・粒子・力・運動、量で
1:1の対称性で
点の内と外を行ったり来たりします。
これはすべてセックスです。
フロイトはこの「エネルギー=セックス」に
無意識で気付いたのかもしれません。

そして、道徳哲学・人間の理性で考えた
世界の破壊のために過激なオイディプスを
例えに使ったのではないでしょうか。
人間は無意識的な本能に支配され、
自分自身の欲求をよく分からないまま
追求し進化・発展してきました。
映像スクリーン・バックスクリーン・
スクリーンの外という概念がないままで、
心の世界を整理しようとするから
難しいのです。

心の世界を整理出来ないままでは
現実で生きることが
どれほどひどい状態なのかを
徹底的に教育が教えなければいけません。
現実のひどさを隠して
「あなたはできる、無限大可能性だ」
と教育するから、
自分が幸せになれないことを
自己否定や他者否定することで
問題を起こすのです。
現実はとんでもない地獄だと分かれば、
みんなが団結して
この地獄を突破しようとなります。

次回はユングです。

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