【20240808】生死がないことに無限大確信をもって生死が楽しめる 令和哲学カフェNo.938

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される令和哲学カフェは、
第2ラウンドとなり
脳機能を心機能化させるnTechの観点から
「死」を新しく解析していきます。
ハイデッカー、キューブラー=ロス、
西田幾多郎、釈迦の死の世界と
これらをまとめるメタ4で整理します。

第938回は、喜多島真由美さんより
エリザベス・キューブラー=ロス について
プレゼンテーションがありました。

エリザベス・キューブラー=ロスは
アメリカの医学博士・精神科医です。
死の専門家、ホスピスケアの母
と言われたり、
ターミナルケア(終末期医療)、
サナトロジー(死の科学)
のパイオニアと言われています。
しかし本人は生を輝かせるために
死という人間の一部を見つめた
生の専門家だという言葉を残しています。

ディスカッションテーマは
「どんな要素があれば
生き方・死に方が不二一元論で
理解・説明・統制・活用に成功したと
認めることができるか」でした。

生死がない世界がビール、
生死がある世界がビールの泡とすると、
泡がビールに全部とけた時に
生きることの究極の絶望を
ゼロ化することができます。
しかし執着や愛着があったら、
ゼロ化できず因果につかまれてしまいます。
すべてを手放した時に生死がない世界に
飛ぶことができるのです。外に飛んだ時に
始まりと終わりがなぜ必要なのか、
生死がなぜ必要なのかがわかります。

始まりと終わりがない世界、
始まりと終わりがある世界、
生死がない世界と生死がある世界、
どちらが海でお魚なのか、ビールで泡なのか。
関係を決めたら、
現実で生き方イコール死に方になります。
自分の人生を自分でデザインができるのです。
ビールが死に方で泡が生き方なので、
死に方ができてから
生き方ができるのが大きいです。

私たちは安全があるのを知った上で
恐怖の映画をみることができるように、
生死がないことに無限大確信をもって
生死を楽しむことができます。
ですから死に方・生き方を
同時に設計できるのです。

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