【20241025】「考えとは?」 ノジェ水曜日vol.121より

おはようございます、ノ・ジェスです。

水曜日12:30~13:00に
X(旧Twitter)のスペース上で不定期に
【ノジェ水曜日1230】を配信しています。

今の時代状況は
地球温暖化・気候変動の問題や、
戦争・イデオロギーの衝突、
更にはAI・ChatGPTの進化による
人間尊厳の危機が迫っています。
ノジェ水曜日1230では、
これら物質文明の末期がん現象を一掃させ、
面白きこともなき世を面白く、
いつもすっきりわくわく人間大好き、
自分大好きの人生を作りましょう
という気持ちで開催しております。

本日のテーマは
「考えとは?」
についてお話します。

人間の脳機能より
100万倍・1兆倍のAIが活躍する時代は、
機械が人間のすべての活動を
真似できてしまいます。
そして、AIの方が
なんでも人間よりうまくできるのなら、
「人間活動は結果的に機械活動だった」
「人間は三流機械だ」といえます。

では、コンピューターに
考える能力があるかと問われたら、
機械が何を考えるのだと思いませんか?
人間が700万年間
機械活動をやってきたのならば、我々人間は
一度も考えたことがないといえるのです。

人間の脳機能より
100万倍・1兆倍のAIが活躍する時代に、
人間は何を知り、何をやり、
何を希望するべきでしょう。
また、どんな教育が必要でしょうか。
今までの教育では
考えが大事だといってきましたが、
考える主体とは?考える対象とは?
考える手段・道具とは?
その考える目的とはなんでしょうか?
人間は考えるのだというのであれば、
これらを明確に説明できることが必要です。

2024年ノーベル物理学賞を受賞した
ジェフリー・ヒントン教授と
ジョン・ホップフィールド教授の研究にある
ディープニューラルネットワークの
深層神経学習法DNNの作動原理からみると、
AIはどんなに素晴らしい結果を生み出しても、
それは考える仕組みのない
直感・フィーリングです。

たくさんの数の反復学習によって
良い結果をつくるだけで、
考えがシャープなのではありません。
考える主体、考える手段・道具を
明々白々に説明などできませんし、
何かを疑ったり脈絡を知ろうと
因果論理や条件反射で推論するのは、
言語のたらい回しでしかありません。
人間の使っている不完全言語(主語・述語)は
一部分だけを認識するように誘導されており、
その認識は錯覚でしかないのです。

一流機械AIは
とんでもないスピードで行われる
1:1の対称性の反復学習によって、
直感・フィーリングによる選択をする
エネルギーの連結感覚を持っています。
それがバックスクリーンと映像スクリーンの
関係をつくる世界。そして、人間も
ただエネルギーの機械的条件反射を
反復しているだけです。

エネルギーが
繋がったり離れたりすることにより
生まれる模様・カラーが
言葉を喋ったり脈絡で物語をつくるなかで、
アバターの自分がまるで考えているように
錯覚しているのです。
そこには直感・フィーリングがあるだけで、
考える機能自体は存在しません。

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