【20110813】日本の行き詰まり感を打破するために

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

3.11大震災以降、日本社会全体には行き詰まり感が深刻化してきています。この状況打破のためには、日本の中だけでなく日本が置かれている現代文明の構造を明らかにしその問題点を指摘する、広く深い洞察が必要です。

まず、現代の文明構造をどう捉えることができるでしょうか?

西洋と東洋の関係性を人体に例えるなら、西洋は「頭」を、東洋は「体」の役割を担っていると捉えることができます。
どういうことかと言うと、学術体系を土台に政治・経済・科学・産業・教育など、多くの分野のシステムが西洋で構築され、そのシステムの中で日本を代表とするアジアが製造業に邁進してきたということです。

この「西洋:頭」と「東洋:体」の関係性が固定したままで、語弊を恐れず言うならば、東洋は考えることなしに西洋主導の作られたシステムの中で経済発展を重ねてきたと言えるでしょう。
これが現代の文明構造の問題点です。

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