【20111015】知の完全性の罠

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」

を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

現代における個人と組織の宿命的な課題、それは「判断基準の問題」です。

1.人間であれば誰もが皆、判断基準を持っています。
2.その判断基準は皆バラバラ(異質)なので摩擦・衝突・葛藤が絶えません。
3.かといって皆の判断基準を1つにしても問題。ロボットかファシズムのようになります。
4.そして誰の判断基準も完全ではなく、不完全です。
5.ですが、無意識では「自分は絶対・完全だ」と思ってコミュニケーションを
するので、やはり争いが無くなることはありません。

この判断基準の5つの問題をクリアすることができず、これまでの人類は暴力・権力・財力など力による支配によって秩序を構築してきました。

特に現代は「知の完全性」の罠にハマっているため、
自分が知っている世界から自由になれず、情報知識を元に沢山の○×をする為、より人と人が解かり合えない現実を作り出しています。

人間が一番多く使っているこの判断基準を進化させなければ、組織における意思決定スピードも上がらず、いつまでも判断基準の違いからくる摩擦・衝突・紛争・戦争が終わらない状況が続いていきます。

明日は、現代文明にいたる歴史の流れについてお伝えしていきます。

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