おはようございます。 Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。
ひと昔前の世界は、工場を作って雇用を生み出すことで、99%の下級層の人たちが上に上がる道を作ってきました。しかし今は、上に上がる道が見えない状態であり、国はその道を作るアイデアを出すこともできな状態です。
中世において王様の奴隷であった民衆は、今や誰もが王様のような生活(衣食住)を送ることができます。これまでの生きるエンジンであったモノの豊かさを求める感動パターンに限界がきています。「あなたも王様のような衣食住ができる」という扇動ではエンジンがかからず、競争に次ぐ競争に人々は疲弊してしまっているのです。
国がゼロ金利政策を講じても、企業は構造を作ることができず、仮に構造を作ることができたとしても、人件費削減のためのオート化、ロボット化で市場は活性化しません。
その中で国は、国家倒産の危機にあるため使えるお金もなく、無気力な状態です。 リーダーたちは、人気集めのための対処療法的な政策に走り、長期的視点からの政策を打ち立てることができません。未来価値を生み出す分野への投資が起こらないのです。