おはようございます。Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを毎日発信しています。
先日から「和の産業化~メカニズム消費からシステム消費へ」をテーマに配信しています。
売買の観点から封建主義をみてみると、人間が物のように扱われ、人格が販売されていました。戦いが上手く力がある者はそこから逃れることもできましたが、そうでない者は王の奴隷になることで自分と自分の家族の安全を図りました。封建社会で自由に振る舞えたのは王だけです。
封建主義から資本主義にシフトしたことで人格を販売することは禁止され、物商品が数多く開発、販売されるようになりました。物商品が販売されるということの奥をみてみれば、肉体労働が販売されていると捉えることができます。
商品が数多く開発されて、人間性よりも市場性を大事にする社会となったのです。封建主義と比べたら人格が売買されない分、人間性が尊重されるようになりましたが、お金優先の今の社会システムの中で人間の尊厳性は損なわれたままです。