おはようございます。
Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。
現代の危機は文化文明の危機でもあり、この文化文明を創りだしてきた根っこにあるのが、これまでのモノの観方(観点)です。
西洋文明はニュートン・デカルト式のモノの観方に始まり、相対性理論、量子力学など、理工系科学をベースとした世界観を土台に、価値観やシステム体系・組織・商品・技術・マーケティングを構築し、市場を占有することで富を蓄積してきました。
金融危機ひとつをとっても、資本主義というシステムが問題なのでもなく、それを扱う人の価値観(エゴ)が問題なのでもなく、その価値観をも生み出す観点(この体が自分だ、と思う認識)が根本的な原因となっているのです。
「この体が自分だ」と思う意識は、実は錯覚なのです。
この宇宙に物質は存在しません。すべては心なのです。
万物の構成要素が“ひも”だと理解する物理学が最終理論に迫りつつあるのに“心”ひとつも説明できないのは、そもそもの前提条件(パラダイム)を見誤っているからなのです。
その観点の次元上昇、言い換えれば人間の意識の進化なしには、現代文明の危機を突破することはできません。
人間とは何なのか?意識とは何なのか?そういった本質的な問題に答えを出すことなしには、これ以上根本的な変化は起こせないのです。
それでは明日のメールマガジンもお楽しみに!