【20160610】意思決定に自信がない理由

おはようございます。人文ベンチャー企業家Noh Jesuです。

「観測する前は人間と人間の宇宙は存在しない」
すなわち「現実は錯覚であり、人間と人間の宇宙は実在しない」

このメールマガジンでは、この新常識を理解し、『心の時代』『無のパラダイム時代』をリードしていくための情報知識を毎日発信しています。

先日より、「人工知能を超えることができる人類の集団知性体を構築する教育」をテーマに配信しています。

次のような悩みを抱いたことはありますか。

「自分の決めることが周囲の人の言葉に左右されている感じがして、なかなか意思決定ができない。決めたとしても、これで良いのかわからず、自分の決めたことに責任がとれない。このような状態で人と関わって良いのかどうかわからず、苦しくなる。」

今、このように自分の意思決定に自信のない人がたくさんいます。本当は自分が意思決定しなければいけないポジションにいるけれど、自信がなく、そのことを他人に素直に言えず、ひそかに悩んでいる人は多いでしょう。

スマートフォンの普及によって情報知識は昔と比べられないほど多くなり、今は情報知識のカオス(混沌)時代です。情報知識が増えているので、「自分の世界がいかに小さいか」ということを誰もが理解します。

私たちのあらゆる判断の基準になっているのは、経験や知識、イメージです。さらに深く考えれば、その経験や知識、イメージの原点は、私たちの五感覚です。

そして、目に見える世界、耳に聞こえる世界といったこの世界が実は錯覚である、錯覚によって現実が成り立っている、という脳科学的な情報知識も広がっています。

このため、自分のすべての判断の基準点が揺さぶられます。判断の基準点が不安定な状態では、経験すればするほど、情報知識が増えれば増えるほど、理論を知れば知るほど、自分に自信がなくなります。

自信がなくなるだけではありません。情報知識からの判断、審判により、自分に対しても相手に対しても厳しくなります。

今の社会は本当に訳がわからないカオス(混沌)状態です。いったいどんな形で情報知識を整理整頓すればいいのかが見えない、それほどに答えのわからない時代になったのです。

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