おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。
■■コラム 質問の次元の違いによって世界は変わる
東洋と西洋の格差はなぜ生まれたのか?
このテーマについては、以前の
メルマガやブログにも書きましたが、
東洋と西洋ではそもそも質問の次元が異なります。
人間はどうあるべきか?
どう生きるべきなのか? といった
How to への意識が高い東洋に対して、
この世界の仕組みは何なのか? といった
What、Why への意識が高いのが西洋です。
両者の質問の次元の違い、
つまり、認識次元の違いは、そのまま
現代の東洋と西洋の格差に繋がっています。
これほどまでに認識の次元の違いは、
その後の世界の進化の幅を決定づけてしまうものです。
では、
今を生きる私たち人間が持つべき質問とは何でしょうか?
東洋が持った質問よりも
西洋が持った質問よりも
実はもっと重要な質問があります。
それは、人間の「実存の問題」と
人間にとっての「現実世界の問題」です。
人間とは何か?
人間が認識しているこの現実世界とは何か?
という人間そのものに対する
質問が解決されないまま、
西洋は、人間(主体)と現実世界(対象)を
切りわけて研究し、この世界の仕組みを探求してきました。
東洋も同じく、
人間とは何かがわからないまま、
人間はどうあるべきか、
どう生きるべきなのかという質問を探求してきたのです。
つまり、東洋も西洋も
本当に解決しなければならない
問題を認識できなかったために、
人間そのものに対する
質問への答えが導き出せなかったということになります。
本当に解決しなければならない問題は、
人間の5感覚と脳による「観点の問題」です。
人間の脳は、この現実世界の情報データを
正確にインプットし、認識することはできません。
不完全な5感覚と脳を使って、
この現実世界が「有る」という大前提のもと
観察・観測をしたり、思考論理を展開すれば、
それ以上の深い質問はできなくなります。
「無い」ところから
「有る」世界が生まれているのに
「有る」世界の中だけに限った
質問しかできなくさせているのが、
人間の脳であり、今の人間の限界でもあるのです。
これからの人間は、
質問の次元(認識次元)が変わらなければなりません。
nTech(認識技術)は、
無い世界がどのような世界なのか、
真実の絶対世界をひとつの動きで規定し、
そこからどのようにして
有る世界が生まれるのか、変化の仕組みを明らかにしています。
本日も読んでくださり
ありがとうございました。