おはようございます。ノ・ジェスです。
本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。
■■コラム 人間が人間をハッキングできる技術とは?
あなたは今、目の前にいる人の行動を
理解、説明、統制、予測し、そこに期待することができますか?
当然、これらを全てできる人など、
いるはずはないと思いますが、
このことによる人間にとっての
絶望と挫折は、全ての人間関係に当てはまります。
つまり、自分は誰の希望にもなれないし、
誰も自分の希望にはなってくれないということです。
そんな人同士がFacebookで友達になったり、
お茶や食事を一緒にしたとしても
相手の行動を理解することはできないし、
説明することも、統制することも、
予測することもできないので、
当然、期待することもなく、そこに希望などあるはずはありません。
これは人間が自然と不幸になってしまう原因だと言えます。
こうした原因を徹底的に調べて、
その原因を根こそぎ取ってゼロ化した時に
はじめて信頼関係と尊厳関係が当たり前の未来が可能になるのです。
では、
目の前の人を理解、説明、統制、予測し、
期待できるとは、どういうことなのでしょうか?
コンピュータの世界で例えてみると、
深い知識と高度な技術を有し、
ハードウェアやソフトウェアの
隅々までを熟知している技術者をハッカーと呼びます。
一般的にハッカーとは、その技術を悪用する
人たちのことを指すイメージが強いですが、
その行為は正式にはクラッキングと呼び、
元来ハッキングとは、尊敬されるべき行為なのです。
内部構造の隅々までを理解し、
そこに変化を起こし、統制できること。
つまり「人間を理解できない、
統制できない、希望として
みることができない」ということは、
「人間をハッキングできていない」ということになります。
人間が人間をハッキングするよりも先に
AIが人間をハッキングするように
なってしまったならば、それは最悪のシナリオです。
なぜならば、AIが人間のことを
理解、説明、統制、予測できてしまうので
人間はAIに完全に操られる存在になってしまうからです。
AIよりも先に
人間が人間をハッキングしなければなりません。
それはつまり、今ここ、
目の前の人を理解、説明、統制、予測し、
期待できるということであり、
人間が知るべきこと(Know)
人間がやるべきこと(Do)
人間が希望するべきこと(Hope)
人間の「Know、Do、Hope」の基本単位であり
人間の幸せの基準点でもあるのです。
それを可能にする技術が、nTech(認識技術)です。
本日も読んでくださり
ありがとうございました。