【20200609】令和哲学カフェ~連日開催中!1期テーマ「美学」No.11

おはようございます。ノ・ジェスです。

昨日は、第11回令和哲学カフェが開催されました。

毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。

引き続きカント哲学を深めながら、
「騙す vs 騙されるのは好き?嫌い?
なぜそう思うのか?」をテーマに
WHT(意識を拡張する技術)の
ワークでディスカッションをしました。

ある人は騙し、騙されるという
攻防そのものが楽しいから好きだといい、
ある人は自分が認識主体となった時に
騙す、騙されるということも
クリエイティブの可能性が
広がるので好きだといいました。

令和哲学では、
ビンの中で羽化して出られなくなった
鳥の絵を用いて、鳥を人間に、
ビンを人間を取り巻く世界に例えています。

この絵に二人の話をあてはめてみると、
騙し、騙される戦いが楽しいというのは、
ビンの中の鳥の視点からの話であり、
認識主体となったら
騙し、騙されることが
クリエイティブになるというのは、
視点がビンの外に出ている状態の話です。

この、視点が
ビンの外に出ている状態こそが、
主観も客観もない世界へ
行くことができる状態でもあります。

カントの言うところの
「認識形式」である
「観点」と「観点の問題」を理解し、
すべてを認識対象として
みる視点でもあります。

これを得るには
まずは一人一人が主観として
完成しなければなりません。

全部自分だから、そこには敵がいない、
だから自分もなくなる。

主観も客観もなくなって
溶けてしまうことで、
現実の世界もゲーム感覚、
祭り感覚で生きることができるのです。

次回の令和哲学カフェは、
本日6/9(火)21時から開催します。

どうぞお楽しみに!

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