おはようございます。ノ・ジェスです。
「ニーチェと令和哲学」4回目は
日常の身近な悩み
「伝達したいメッセージがなぜ伝わらないのか?
どうすれば伝わるのか?」を整理しました。
ニーチェは、言語ゲームである概念、
意味、理念、知っている世界を
すべて奴隷道徳として否定した哲学者です。
理性を使ってビン鳥※の中で
コミュニケーションしている状態では
自分の判断基準・観点の中で
話しているだけなので、
本当の意味でわかりあうことは不可能ですし、
本当の出会いはできません。
ニーチェは、一番理想的な闘争を探究し、
より上昇した力の獲得、
終わりなき進化を求める生き方を
「Will to power」と表現しています。
令和哲学でいう
ビン鳥の外に出て始まる状態です。
今までの人間は共通土台ゼロの状態で
曖昧な建前の交流をしていました。
そのコミュニケーション文化自体が、
間違いなのです。
ビン鳥の外に出て、
完全認識を共通土台とした状態で
初めてコミュニケーションが可能になります。
実は、人生は手段であり、
人間の目的は「完全認識の獲得」なのです。
完全認識を得るまでは
このビンの中で
人間として生まれて死んでいくゲームは、
何度でも続きます。
源泉的動き「1」が
なぜビン鳥の世界をつくったのか、
どういう仕組みでつくったのか、
すべてをわかった時に自由を獲得して、
みんながその自由を共有できるようにする、
次のゲームに進みます。
今ここすごすぎる世界、Will to powerそのもの、
超人で生きることが偉大な健康の道なのです。
→※用語集はこちら
https://reiwaphilosophy.com/community/knowledge-base/words/
次回の令和哲学カフェは10/1(木)21時からです。
ニーチェ哲学と令和哲学を比較して
整理していきます。お楽しみに。