おはようございます。ノ・ジェスです。
Noh Jesu映画哲学オンラインサロンでの
ライブ配信22回目の内容から
一部抜粋してお送りします。
今回も世界のビッグイシューについて
話し合いました。
1、新型コロナウイルスとワクチンについて
「緊急事態宣言解除と変異株の動向」
2、東京オリンピックについて
3、米中の覇権戦争と
世界の動向について「尖閣諸島、
シリア空爆、ミャンマーについて」
3番目のトピックについて解析すると、
この一連の流れをみて、大きな観点から
資本主義は成功したのか、
資本主義とは何かを
整理する必要があります。
社会の秩序を守るには「不変」が必要です。
封建制の時代は
王様の一言で戦争が起こる時代でした。
それを統制したのが市民革命の動きであり、
商人たちの勢力が、人間の色々な欲望、
情熱を「儲かりたい情熱」一点に
集中させました。
それが資本主義です。
儲かりたいという情熱は不変なので
一人一人が儲かるシステムに移行させ
王の暴力を制止させることに役立ちました。
しかし今度は、
物質の所有、お金を蓄積したいという
お金の奴隷になる社会に
進んでいきました。
自分の富を守ることに集中して、
人間の本当の幸せ、
尊厳社会をつくる政策を
立てることはなかったのです。
こうして、お金にしか興味のない国民は
政治に関心がなく、
国民の関心の対象は
政治とお金に分かれていきました。
権力への情熱という、
もうひとつの「不変」には、
政治権力のシンボルとして
軍事力が使われ、
世界中で軍事経済になっています。
すべての基準点、ものの見方も
お金になっている現在、
お金にならないことに集中したり、
お金に直結しづらい
哲学、芸術は馬鹿にされがちです。
しかし軍事力、経済力を制圧できる
もっと強烈な力は
人間力、人間関係力です。
これらを培うことができる教育経済を
日本から起こす必要が来ています。
詳しくは3/7の
スペシャルトークライブでもお話いたします。
ぜひご参加ください。