【20210614】令和哲学カフェ特別企画 第9回ブックダービー「知のB1」開催報告

おはようございます。ノ・ジェスです。

一昨日は令和哲学カフェ特別企画として
好評企画・ブックダービー“知のB1”
9回目を開催しました。
情報・技術・知識・姿勢態度を
「馬」としたときに、
どんな馬に乗るのかによって
人生は大きく変わります。

本当に必要で価値ある情報とは何なのか。
どの馬が一番この時代に
必要な本なのかを競う
全く新しい
知的エンターテインメントゲームです。

今回紹介された5つの本は、
どれも令和哲学の世界と
大変つながりが深い本ばかりでした。
今までの限界が何で、
それに対してどのように突破していくのかを
どの本も語っていました。

その中で今回は
『医師は最善を尽くしているか――
医療現場の常識を変えた11のエピソード』
アトゥール・ガワンデ著を
1位とさせていただきました。

この本には、基準がない今の時代に
明々白々な基準点が必要であること、
個性のない
社会の「歯車」になってしまわずに
誰もやったことのないことをやる
「アーリーアダプター」であれ、
という力強いメッセージがありました。
歯車を突破しアーリーアダプターとして
スタートすることで個性も磨かれるのです。

2位は『人間の条件』
アンナ・ハーレント著としました。
人類が一度も人間らしく生きていないこと、
今の命の基準点である
生老病死を超えられないと
何も始められないこと、
新しい再創造主として生きることを
明確に表現していました。

3位は『取材・執筆・推敲
書く人の教科書』古賀史健著です。
前例のないジャンルの勝負への
仕組みが書かれていました。

4位は『夜と霧』
ヴィクトール・E・フランクル著で、
環境や状況の奴隷にならずに
決断と覚悟で突破していくこと、
自分の尊厳は自分で守るという
大事なメッセージでした。

5位は『人工知能が「生命」になるとき』
三宅陽一郎著です。
全体を統察するには和の力で、
知能を超越した存在の0ポイントを活用して
突破するということを語っていました。

本当に順位をつけるのが
難しかったのですが、
観点が変われば順位もかわるので、
今回の順位にとらわれずに
これらの本を読んでいただきたいと思います。

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